過ぎた日の微笑みを みんな君にあげる
 ゆうべ 枯れてた花が 今は咲いているよ
 過ぎた日の悲しみも みんな君にあげる
 あの日 知らない人が 今はそばに眠る
 
 温かな昼下がり 通り過ぎる雨に
 濡れることを 夢に見るよ
 風に吹かれて 胸に残る想い出と
 さよらなを するために

 
 先日、友人が、ギターを弾きながら歌ってくれた。耳に残ったその歌を、それからたびたび聞いてみる。

 10代の頃、流行った曲だ。


 今のあなたにきっと 判るはずはないの
 風に残した過去の さめた愛の言葉


 私は、ホントになんにもわからなかった。情けない程、なにものに対しても「理解」ということを知らなかったし、しなかった。
 今は、どうだろう。前よりは少しくらいはましになっているかも知れない。けれども、その分だけ過ちも、多分、多いに違いない。
 
 口ずさんでみる。
 胸の奥からちょっと寂しい風が吹いてくる。
 さよなら、はまだまだ、遠いな。