救急車を呼んだのは、それで一命をとりとめた友人がいる一方で、同じ病ながら、自分で車を運転し、外来受診したことで結果的に手遅れとなった人を知っているからだ。
先日、バイト先の本屋から、苦しそうな声で電話をしてきた息子。目が回る、吐き気がすると言う。即刻、迎えに行った。これは例の熱中症か? 前日、野外フェスティバルとかで酷暑の中、演奏したばかり。
連れ戻る途中で嘔吐。ふらつくからだを横にさせ、ようやく帰宅。体を冷やし、しばし様子を見る。熱中症の症状と対策をネットで調べる。似ているようでもあるが、冷やしても楽になる気配はない。
夜間受付の病院を調べ向かおうとしたが、玄関まで辿り着くや、倒れこんでしまった。
そこで躊躇なく、救急車を呼んだ。
内耳性のめまいだそうだ。悪い病気ではない。さいわいメニエル症の兆候もなく、薬を飲んで数日おとなしくしていれば治ると言われて安堵する。引き金は、疲れや睡眠不足。ただし、いちおう専門医(耳鼻科)に診せたほうがよいとのことで、改めて耳鼻科へも。見立ては同様。
そうだ、私も一度だけ、救急車のごやっかいになったことがある。もう昔のことだ。朝方、あまりの腹痛に、どうすることも出来なくなって下宿のおばさんに救急車を呼んでもらった。
悶え苦しむほどの下腹部の痛み。
救急隊の人が「これは子宮外妊娠だろう」と言っている。「そんなことありません。身に覚えがありません」と返すが、「いや~。この痛みは子宮外妊娠に似ている」「絶対、それは違います」。
なんで、こんなところで押し問答なんだ?
ようやく、2階から下ろされて、「保険証は?」と聞かれた。「部屋にあります」「取ってきてもらえますか?」
ねじれるような痛みをこらえ、這うようにして、バカ正直にも保険証をとりに部屋に戻った。それからようやく、出発・・・。
運ばれた病院では、結局、なんの病気かわからないまま、痛み止めの注射を打たれた途端、ケロリと治ってしまった。あのときの、気まずさ。
しかも保険証だけ握りしめていた私は、財布も持たず、靴もはかず、格好と言えばパジャマのままで、病院を出るに出られない状態。
すみませんが・・・と看護婦さんに10円玉借りて、下宿に電話し、迎えに来てもらったんだ。
それにしても、あれは一体なんだったんだろう。まあ、何事もなく収まったからよしとせねばならないのだが。あのとき着ていたパジャマの柄までくっきりと覚えている。
先日、バイト先の本屋から、苦しそうな声で電話をしてきた息子。目が回る、吐き気がすると言う。即刻、迎えに行った。これは例の熱中症か? 前日、野外フェスティバルとかで酷暑の中、演奏したばかり。
連れ戻る途中で嘔吐。ふらつくからだを横にさせ、ようやく帰宅。体を冷やし、しばし様子を見る。熱中症の症状と対策をネットで調べる。似ているようでもあるが、冷やしても楽になる気配はない。
夜間受付の病院を調べ向かおうとしたが、玄関まで辿り着くや、倒れこんでしまった。
そこで躊躇なく、救急車を呼んだ。
内耳性のめまいだそうだ。悪い病気ではない。さいわいメニエル症の兆候もなく、薬を飲んで数日おとなしくしていれば治ると言われて安堵する。引き金は、疲れや睡眠不足。ただし、いちおう専門医(耳鼻科)に診せたほうがよいとのことで、改めて耳鼻科へも。見立ては同様。
そうだ、私も一度だけ、救急車のごやっかいになったことがある。もう昔のことだ。朝方、あまりの腹痛に、どうすることも出来なくなって下宿のおばさんに救急車を呼んでもらった。
悶え苦しむほどの下腹部の痛み。
救急隊の人が「これは子宮外妊娠だろう」と言っている。「そんなことありません。身に覚えがありません」と返すが、「いや~。この痛みは子宮外妊娠に似ている」「絶対、それは違います」。
なんで、こんなところで押し問答なんだ?
ようやく、2階から下ろされて、「保険証は?」と聞かれた。「部屋にあります」「取ってきてもらえますか?」
ねじれるような痛みをこらえ、這うようにして、バカ正直にも保険証をとりに部屋に戻った。それからようやく、出発・・・。
運ばれた病院では、結局、なんの病気かわからないまま、痛み止めの注射を打たれた途端、ケロリと治ってしまった。あのときの、気まずさ。
しかも保険証だけ握りしめていた私は、財布も持たず、靴もはかず、格好と言えばパジャマのままで、病院を出るに出られない状態。
すみませんが・・・と看護婦さんに10円玉借りて、下宿に電話し、迎えに来てもらったんだ。
それにしても、あれは一体なんだったんだろう。まあ、何事もなく収まったからよしとせねばならないのだが。あのとき着ていたパジャマの柄までくっきりと覚えている。