おはよう。
 先日、息子がインド旅行の際にいろいろ案内役をかって出てくれたインド人の友人に、彼が欲しがっていたという、ミュージックプレイヤーやフラッシュメモリー、日本の音楽(CD)などを郵送した。
 驚いたのは郵送料の安さ。航空便でわずか400円程度。国内で宅急便を使えば、倍額にはなるだろう。インドまでの距離と郵送費の安さに違和感を覚える。そういえば、以前、手紙を送った時も、国内の切手代とほぼ同額だった気がする。

 このインド人は息子が小1の時、ひとつき余り我が家に逗留していたことがある。当時は土産物屋を営んでいたが、観光客の少ない雨期を利用して来日。5月くらいのことで、ちょうど、入学間際の息子の家庭訪問の時期と重なった。
 私たちは彼に「ワタシガ、○○(息子の名前)ノ、チチオヤデス」と繰り返し教え、家庭訪問の面談に「父親」として紹介した。出来る日本語は、他に「TOMODACHI」位。
 どこから見ても、息子はきっすいの日本人顔だが、大学出たての若い女性教師は、それを真に受けて、「そんなこと、聞いてなかった・・・聞いてなかった」と、半分べそをかきそうになり、こちらのほうがあわててしまった。気の毒なことをしたが、後で大笑い。

 彼は、サッカーが得意で息子の友だち達にパスを教えると言い、息子に友だちを集めさせた。息子は自慢げに意気揚々と声をかけ、校庭に集合。私は見学に。
 まあ、なんということか。
 全く、誰にもパスを送らない。小1相手に、一人でボールを蹴ってはゴールを決める。いつまでもその繰り返しだ。見ていても呆れる風景。
 そのうち、堪忍袋の緒がきれた子供たちが「そんなにやりたきゃ、一人でやれよ」と、さっさと帰ってしまった。校庭に残された息子は、面目丸つぶれ。

 滞在中に、私たち夫婦の友人の娘さんに恋をして、あっけなくふられた(当時の彼は26歳)。宗教上、酒は飲まないと言っていたのに、ウイスキーを買って、一晩中あおいでいたのもご愛嬌。

 なかなか愉快なひと月を過ごした。
 今でも、彼は、私たちが教えた「四季の歌」を好んで歌っているらしい。聞かせてくれたよ、と息子。
 実は、インドでの再会は偶然だった。日本から行ったツアー客のひとりに会う為に出かけてきた彼と、ツアーの手伝いをしていた息子が、ばったり出合ったという訳だ。16年ぶりの邂逅の最初の一言が「おお、我が息子」。結果的に仲介役となった人も、随分と驚いたことだろう。
 TOMODACHIにそろそろ、荷物が届く頃。喜んでくれるといいな。

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