おはよう。ようやく昨日の午後から降り続いていた暗い雨が上がった。風は冷たいが、静謐感が漂って心地良い。窓を全開する。
息子がみかんを買ってきてくれという。自室にこたつを据え、この光景には、籠盛りのみかんが似合うのだと。
私たちは視覚から情報の7割がた?を取り入れているらしい。けれども、思い出は匂いや肌触りなどの思いがけない方向から突如現れたりする。それも予期しない時にひょっこりと。
思い出は柔らかく懐かしいものばかりではない。
時に自分を苛むものもある。記憶の中に畳み込んだはずの、端っこが見え隠れ。
時に自分を苛むものもある。記憶の中に畳み込んだはずの、端っこが見え隠れ。
テレビも新聞も(多分雑誌も)いまはとても醜悪だ。視覚は受難。
雨が上がって鳥達のさえずりが高いところから聞こえてくる。
名前は忘れてしまったが、私の好きな花が小さな蝶のような姿で玄関先に咲き乱れている。
名前は忘れてしまったが、私の好きな花が小さな蝶のような姿で玄関先に咲き乱れている。
