雨。シトシトとザアザアの中間くらい。語彙不足で適当な擬音語が見つからない。
洗濯物、溜めた頃に間が悪く雨が降る。洗濯物の神様?ごめんなさい。
子供のころは、机の上にあがらないとならない事態(=たとえば、紙風船で遊んでいて、箪笥のうえにふわりと落ちたりするとき)になると、下りてから手を合わせ、机の神様に許しを乞うたものだ。
なんともかわいらしいことよ。
最近、妙な癖がついて、夜明け前に目が覚める。そのまま布団にもぐりこんで、じっとしていれば眠りの続きを寝られるのだが、ふっとコーヒーが飲みたいな、なんてことを思ったりする。空腹に気づくこともある。そういうときが、微妙にやっかいなのだ。
たいてい眠気が勝つのだが・・・なにしろ眠いのだから・・・起きだすこともある。
時間の有効利用?という境地にはほど遠いが(思ったこともない)、長い朝もそれなりに流れていく。
今は「シグリ」というパプアニューギニアのコーヒーを飲みながら。ストロングではあるが薄めにいれると苦みがいい感じ。
昨夜、「花と小父さん」という歌を調べていて、ようやくUチューブの使い方が分かった。いろんな方のブログで、Uチューブ上の曲に出会ったが、自分で検索するのはすこぶる手間なことだった。
そんなわけで、古い曲を数曲聞いてみた。恥ずかしくて書くのためらわれるが、
中山ラビ、山崎ハコ、古井戸、岡林信康・・・。あ~やっぱり恥ずかしい。
弟が通っていた大学の正門前には、ライブハウスがあって、山崎ハコや森田童子が来ていた。ライブハウスというより小さな喫茶店。名前が思い出せない。
弟の下宿の数軒先で、弟を訪ねるたびに、よくそこで二人してコーヒーを飲んだ。3つ違いの弟と、その頃は手をつないで歩いたりしたものだ。
さすがに故郷ではそんな真似は出来ないが、小さい時分には、手をつながないと眠れなかった。蒲団が離れている時には、間に新聞紙をおいて端と端を持って寝た。思えば変な姉弟である。きっと母は私たちを、しっかり抱いて育てたのだろう。
手をつなぐ、背中をさする、頭をなでる。こういう行為がいとおしいのは、母のおかげというか、母のせいなんだろうな。お陰で怒りの発露を失った。
弟の専攻は日本史で(多分は、さらに中世史)、下宿部屋には弥勒菩薩などの仏像の写真が飾られていた。アルバイトで行う発掘調査や古文書解読は、作業の細やかさとドキドキ感がたまらないと言ってたっけ。
中校生の頃には、私が親に隠れてタバコを吸うと決まって泣いてたくせに、大学生にもなると「一本くれ」。大人になったものと感心した。
古い曲はそんなことを思い出させた。
私は頼りないから、学生時代の宿題を手伝って以来、心配ばかりかけ通しだ。いまでは向こうがずっと年上のようでもある。もう手をつないではくれまい。厳しいのに優しすぎるという自己矛盾をかかえて、きっと苦しいはずだが、私なんかあてにもなれない。
そうだ。弟が現役では大学を落ちたときのこと。
彼は行きたい大学は早くから決めていたが高3になっても野球部をやめる事が出来ず、結局、応援団に入る事を条件に野球部から離れた。とても受験勉強に専念する環境ではなかった。
二校受けたが、当然のごとく落ちた。
覚悟の上というより、母からの「落ちてくれ」と言う強い要望があったのだ。「無理せず、来年にすればいいじゃない。そうでないとお姉ちゃんと、仕送りが二年も重なるから」。(私、浪人組なので)
そんなわけで、弟は受験こそしたが、私は両方に介添え役?として付いて行く事になり、余分な小遣いまで渡された。早い話しが旅行気分。大学の正面で待っていると、私の言いつけ通り、名前と受験番号だけ記入した弟がさっさと出て来る。あれが初めてでいまのところ最後の姉弟ふたりだけの旅行。
自転車借りたりして楽しかったなあ。旅館で余裕?丸出しのまま、将棋さしているのも私たちだけだった。
上がっていた雨がポツポツ落ちて来た。ジャジャ降りになりそうな気配がする。