『随筆 本が崩れる』草森 紳一 文春文庫 2005

どんな読書家であろうと一般人とは、スケールの違う蔵書の山、山、山。足の踏み場もないくらいアパートは何万冊もの本に占拠されている。歴史物に手を染めて以来、資料はネズミ算式に増えていく。年間で2000冊は下らないという。「収入の七割がたは、本代に消える。異常に過ぎる。いっこうに古本屋の借金は、減らない」とは本人の弁。
それがある日、突然崩壊した。しかも著者が風呂場にいるときに。風呂場の扉はどうやっても開かない。力一杯押してはみるが、向こう側にはもうおびただしい数の崩れた本が山をなしているのだ。途方に暮れつつ、何度もチャレンジ。そのたびに、本は逆襲するかのようにますます状況は困難になる・・・。
それがある日、突然崩壊した。しかも著者が風呂場にいるときに。風呂場の扉はどうやっても開かない。力一杯押してはみるが、向こう側にはもうおびただしい数の崩れた本が山をなしているのだ。途方に暮れつつ、何度もチャレンジ。そのたびに、本は逆襲するかのようにますます状況は困難になる・・・。
早熟で若い頃は二枚目で、時計を持つことを嫌い、いかにも「自由人」らしい逸話を残している。だんだんと仙人のごとき風貌へと変化して・・・2008年3月、70歳で亡くなった。
バーチャル記念館として「白玉楼中の人:草森紳一記念館」。下記のサイトへ。
http://members3.jcom.home.ne.jp/kusamori_lib/index.html
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