押忍。
 という時間帯だ。

 今日は早くから眼が覚めた。しかもしっかりと睡眠をとった、という実感がある。
 
 どうということもなく外にいた。
 雨で、庭は繁り放題。去年、なんの気なしにクローバーの種をバラバラ蒔いていたら、まさか、こんなになるとは・・・という状態。草でも抜こうと思っても、ここまでくると私には、どれが抜くべきものか分からない。

 せっかくだから、緑化運動と考えることにしておこう。
 季節が変われば、否が応でも景色も変わる。


 昨夜、寝る前に、ヘンな事を思い出した。
 「巨人の星」のこと。テレビでやってたマンガ、あのイントロ部分のことだ。
 星ひゅうま(どんな字だっけ?・・・調べるの面倒っちい)が、夕日を受けて重たいものを牽きながら、グランドを整備する。情景はうろ覚えであるが、その時
 「おもいこんだら~、しれんのみちを~」とテーマ曲が流れる。
 それを私は、ひゅうまの姿に重ね合わせて
 「重いコンダラ、試練の道を」だと聞いていた。

 そう、あのひゅうまが牽くグランド整備の道具は「コンダラ」という名前だと、その歌で「知った」のである。
 高校生の時、昼休憩にサッカーしていた同級生の男子と「あの、コンダラが・・・」というような話しをして、ようやく大きな間違いに気づいたのだ。
 は~、あれは「思い込んだら」だったのだ。仰天。バカな16歳(というよりバカな数年間?いや、単にバカな私)。

 同級生の男子は同じクラブだったし、成績もだいたい同程度で、仲良しだった。
 彼が、ボールを蹴って、見ている私の方に転がってきそうになったので、わざわざ走っていって拾ってあげたら、「バカ~」と恥ずかしいほど大きな声で怒鳴られた。
 サッカーボールを途中で拾ったりしてはいけないのだと、これも初めて知った。

 知らないことの、なんと多い人生かな。