数日の雷雨のため、ここのところチェリーはほとんど室内犬の扱いだった。友人宅の猫は全く雷に頓着しないという。犬と猫の雷への恐怖心はえらく違うようだ。そんな話しをしていて、よく言われる「犬派」「猫派」という分類が浮かんできた。

 犬と猫は対極的な性格なのか、犬派はその人なつこさや忠誠心を愛し、猫派は自由奔放なところを愛する。人間は分類が好きだから、「犬派、猫派」もかっこうの素材となる。
 ただし、「猫派の女は小悪魔的」などというフレーズに出会うと、あまりの恥ずかしさに赤面してしまう・・・。

 実際、人間というのは「分類」が大好きだ。むろん情報過多なこの世の中でカテゴライズなしに世界を整頓することは不可能であるが。それに図書館に分類がなかったら混乱。インド人の●●さん(名前が思い出せない)図書の分類学、ありがとう。


 ボルヘスによる
「ある「中国の事典」による分類規律」

a. 皇帝に属するもの
b. 香りの臭いを放つもの
c. 飼い慣らされたもの
d. 乳呑み豚
e. 人魚
f. お話に出てくるもの
h. この分類自体に含まれるもの
i. 狂ったように騒ぐもの
j. 数えきれぬもの
k. 駱駝の毛のごとく細い毛筆で描かれたもの
l. その他
m. 今し方壷をこわあしたもの
n. 遠くから蝿のようにみえるもの

 分類の視点が文化的背景とわかっても、これはすごく面白くて、自分流の分類項目作ってみようかなという気になる。そうしたら、私も気づかなかった自分の背景が見えてきそう。

「趣味は分類し、分類するものを分類する」とはブルデュー。
 主眼は「趣味」だから拙文とは微妙にずれているのだけど・・・。


 しかし、なんとも、暑い日ですね。
 暑中お見舞い申し上げます。