佐賀に古くからの友人、「やーちゃん」(通称;山田信行さん)がいる。

 彼は、故郷である武雄市で、20年近くにわたり、1S(サスティナブル)な社会構築のために、3S(スモール・シンプル・スロー)な生き方の田舎暮らしを提唱している。
 建築家という本業にリンクさせ、NPO法人「循環型たてもの研究塾」を設立したり、「藁の家をつくる会」をつくったりと実に精力的な活動を続けている。一方では、生涯のテーマという、「いまここに生きる」をさまざまな仕組み作り(たとえば「未来の旅クラブ」の主宰)から追求しつつ実践。その上、地域の人に後押しされるようにして新聞舗もはじめてしまった。
 
イメージ 1 その彼がいま、最も熱心に取り組んでいるのが『武雄三樹物語』。彼の住む川古には樹齢3000年という巨大な楠が3本あり、周辺は公園として整備されている。市街地にあって、これだけの巨樹が3本もあるのは全国的にも珍しいことで、この地に住む人々が長きにわたって、自然を『神』と崇め、大楠をそのシンボルとして大切にしてきた証だと言える。

 『武雄三樹物語』は3本の大楠の長寿(樹)にあやかり、人生の長寿(健康で長生き)、人類の長寿(平和)、地球の長寿(地球環境保全)という3つのテーマを「祈り」と位置づけ、これらの祈りと、それに伴う行動を世界へ向けて情報発信することを目指したものである。実に10年計画(現時点で5年経過)というのだから、その情熱はただならぬものである。

 巨大な生命を目の前にするとき、人は敬虔な心でおのずと手をあわせる。
 圧倒的な自然に触れて、自分がなにものでもないことを教えられる。


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 プロジェクトとは別個に、三樹参りをされた方が映像をYouThube にアップされたものが紹介されているが、なかなか感動的である。活動が広がっている実感が大きな力となると思うと、嬉しい。