エアコンはつけている。
夜中の12時に帰ってきた際、ロース君が寝ていたところを起こしてしまった。
申し訳ないし気まずいので、シャワーも浴びず、すぐに電気を消して横になった。
1時間が経過した時、ロース君がほんの5秒ほど、歯ぎしりのような音を立てた。
少し安心したが、暫くするとすぐに、エアコンの風の音だけになる。
まだ、深い眠りには入ってないようだ。
ロース君とは、16時頃この部屋で出会った。
ナイストゥミーチュー!
先に入っていたロース君から挨拶があった。
この、ゲストハウスは、基本的にヨーロピアンが圧倒的に多い。
ほぼ9割の客がヨーロピアンなので、ロース君は、私の汚い格好を見て、ゲストハウスのスタッフが入ってきた!と感じたのかもしれない。
そんな私に気を使って、ゆっくりと英語で喋ってくれる。
スコットランドでは、家具修理屋で働いている。
ロース君の今回の旅は、スコットランド→タイ→ベトナム→シンガポール→バリ島だ。
日本が出てこないのは、寂しかった。
地震、原発、放射能の影響なのか。
スコットランドの海は綺麗だが、寒すぎて入れないので辛いと言っていた。
ロース君も、バリ島で昨日、初めてサーフィンをし、今日も波に乗っていた。
白い肌が、真っ赤になっている。
ドミトリーは、久しぶりで、3月3日の香港のラッキーハウス以来だ。あの部屋は、3人全員日本人だったので、夜中の3時頃まで話をしていた。
しかし、今回は、スコットランド人。身長180cm以上のナイスガイだ。
会話が続かない。
そもそも英語が喋れない。
英語能力が必要な場所に何度も遭遇しているのに、英語が覚えられない。
会話が早くて聞き取れない。単語の意味がわからない。
自分自身に危機感がない。
なんとかしなければ。
今日は、朝からkutaビーチに、生まれて初めてのサーフィンに行った。
↑LOVE&PEACE
サーフィンは非常に疲れた。
海水を2リットルくらい飲んだ。
非常に眠い。早く寝たい。
私が寝ないと、不気味な携帯の光が気になって、ロース君も寝れないだろう。
その刹那、「I ...remember....」
ロース君の寝言が聞こえた。

