【野村路子さんの命のメッセージのお話】
埼玉リレーカフェ主催「命のメッセージ テレジン収容所の子どもたちの絵は語る」に参加しました。

野村路子(みちこさんは1937年生まれ)さんのお話がとっても良くて、幸せな気持ちになりました。



テレジン収容所、10歳から15歳までの子供たちが労働力として連れて来られた場所。笑顔も何もなく戦争で親と引き離された子供たちに、少しでも穏やかな明るい時間をという思いから1人の美術教師が収容所で絵の時間を設け、監視する人たちの目を盗んで絵を描いた事実。

紙が支給されるわけでもなく、捨てられている紙をこっそりと集めて紙の端っこや封筒の破られたものが絵を描く用紙になる。

奇跡的に残され、守られた4,000枚の絵に偶然出会った野村路子さん。作家でもある野村さんがどうしても日本でこの絵の展示会を開催したいと思い覚悟を決めた。数々の困難を乗り越えて開催に至るまでの歴史や伝えらられていない事実や大使館とのやり取り、突然訪れる出会い。

優しい丁寧な言葉のチョイスと信念に心が洗われる感じがした。

主催者の皆さんの中には、なぜ今テレジンなの?アウシュビッツなの?とい葛藤のある方もいたそうなんです。絵の展示会を一緒にしないで、まずは野村さんの話だけということに決定して開催されたという事務局側のお話も印象に残った。

アフタートークの後、野村さんがお一人でいるときにお話に行ったら、色々お話してくれた。テレジン収容所の絵を語る時は蝶々が希望の象徴なのよ。と仰ってプレゼントされたという蝶々のブローチと指輪を見せてくれた。ノートも蝶々。





どうしてそんなに優しい語り口なのか聞いたら、「そうかしら?10年くらいラジオをやっていたからかしらね?」と。全国に野村さんのファンがいるわけだけど、男性女性とどちらが多いか聞いたら「なぜかしら、全員女性ね」と仰ってた。





次は絵の展示をする企画があって、その時は私もお手伝いすると約束した。

戦争で悲しい思いをするのは、いつの時代も子供が1番の犠牲者になることは間違いない。

★★せこぐちまりかの予定★★
さいたま市の公民館に居場所を作る。おさるのいばしょ、どなたでも参加オッケーです。
お申し込みは下のメールアドレスまで。

3/23(土)10:00-11:50(開場9:30〜)お昼には終わります。
「うらわしゃべり場」市民で政治を語ろう@コムナーレ10階 13集会室 

4/12 (金)18:00-21:00
「おさるのいばしょ8」@北浦和公民館 和室

5/17 (金)18:00-21:00
「おさるのいばしょ9 」@北浦和公民館 和室

6/12(金)18:00-21:00
「おさるのいばしょ10」@北浦和公民館 和室

6/29(土)13:00-21:00
梅干し作り ※参加者募集中 
ジップロックで作る梅干し。毎年和歌山県の梅農家から2Lの梅を仕入れています。

せこぐちまりかは、2023年4月さいたま市議会議員選挙に浦和区から無所属で挑戦、3,058票もの支持をいただきましたが、当選はできませんでした。
その後も様々な活動を行っています。

【お問合せと申込みはこちらまで】
festivalgirl.fg@gmail.com