【高橋純子さん講演会レポート】
「どうする どうなる これからのメディア」というタイトルで行われた講演会は、会場いっぱいの参加者でした。





主催したのはNHK問題を考える会さいたまの皆さんで、会の終了後「若い方に参加してもらってよかった」と言っていただきました。若い方って私のことですよ〜(笑)52歳になってます!アラフィフもいく場所で若くなるなんていいですよね。ちなみにもう一つ若いと言われる場所は町内会の自治会。

高橋純子さんは朝日新聞の政治記者をずっと続けてこられて、これまでの記者経験や政治家の歴史やメディアの移り変わりなどを話してくれた。

歴代の総理大臣のぶら下がり取材から、東日本大震災の時に非常時で1日二回の立ちブラ取材がなくなった。第一次安倍政権の時から、自分がアピールしたいときだけ取材に応じ、都合が悪いと出てこなくなった。

記者のやる気にかかわらず、知らず知らずコントロールされていく。記者ももちろん工夫して取材を重ねていかなければいけないし、その努力をし続けているという。

第二次安倍政権過去は一社の単独取材はNGだったのが、独自に解禁になった。自分を大事にしてくれるメディアの単独取材を安倍さんがするようになった。

第二次安倍政権から2020年5月17日までに単独取材を受けた回数がこちら。
フジ32回、NHK22回、日テレ11回、日経新聞8回、毎日テレビTBS山口新聞5回、月刊Hanadaテレ東テレ朝4回
上位ほど都合のいいメディアという解釈になります。なんかすごいなこの数字と思いました。

最近は政治家が釈明を会見を開かなくなった。裏金についてもスルーで自身のブログやXで投稿して終わりになってしまった。記者会見とSNSは全く別物なのにとお話しされていました。

過去に高橋さんが映画監督の是枝監督にインタビューした朝日新聞の記事が配布されて、それがとてもよかったので載せておきます。



新聞という媒体が下火なことは事実だけで、新聞には自分の興味のあるところだけではなくて、ページを捲るたびに余白の部分が入ってくるのがいいのではないか?と話されていました。地域情報、経済、政治、本の書評や映画の紹介、教育と。

自分が若い記者だった頃に尊敬していた先輩記者さんを目標に今も記者として活動されています。講演のあとの質問のやり取りも良かったんだけど、またの機会に!



★★せこぐちまりかの予定★★
さいたま市の公民館に居場所を作る。おさるのいばしょ、どなたでも参加オッケーです。
お申し込みは下のメールアドレスまで。

①2/24(土)13:00-18:00「味噌作り」参加者〆切ました。

②2/24(土)18:00-21:00「南三陸のゆかりさんと生メカブを食す」
※参加者募集中
参加費2,000円。ワカメご飯やメカブ+1品持ち寄りビュッフェ。
311東日本大震災から13年、南三陸の今のお話。

③3/8 (金)18:00-21:00
「おさるのいばしょ7」@北浦和公民館 和室

④4/12 18:00-21:00
「おさるのいばしょ8」@北浦和公民館 和室

せこぐちまりかは、2023年4月さいたま市議会議員選挙に浦和区から無所属で挑戦、3,058票もの支持をいただきましたが、当選はできませんでした。
その後も様々な活動を行っています。

【お問合せと申込みはこちらまで】
festivalgirl.fg@gmail.com