私は人生の2/3以上、占いに携わっているので、好きというよりも自分の一部のような感覚です
。今は複数の占術を使っているのですが、一番最初に始めた占いであり、占い師スカウトのきっかけになった「タロット」は、もう身内みたいなものです。
愛用のトートタロットは、当時はまだ日本に輸入されていなかったので、個人輸入で購入した思い出深いカードです。お金を節約するために船便にしたので、到着まで結構待ちましたよ（笑）
日本で購入できるようになってから、その時のタロットカードは保管しているので、仕事用のカードはもう何代目かはわからないです。
タロットカードを展開すると、質問に対する答えの物語が見えてくるのですが、カード1枚1枚は役者になったり大道具になったりして沢山の顔を持っているので、読み違えないようにいつも真剣勝負です。私はその瞬間がとても好きです。
