先日、このブログを書いたきっかけになった方に最後のご挨拶をしてきました。訃報のご連絡をいただいたとはいえお客様なので、親しい方々のご挨拶やご遺族の方が落ち着いてから、ご挨拶が叶えば・・・と思っていたのですが、彼女から預かった想いをお伝えすることができました。

その時に苦しくて悲しくてやりきれない、お別れの日の話を詳しく伺い、誰にも言えない胸の内を少しでも吐き出していただけて良かったなと思いました(身内にも言えなさそうなお話でした)。お子さんの「あのね、ママどこ?って夢の中で探したんだけどみつからなくて」という言葉には、うなずくだけで精一杯でした。

気遣って用意してくださった飲み物が、彼女が大好物だと言っていたジュースだったので、思わず涙が出そうになりましたが、何とかこらえて思い出話を沢山させていただいてお暇しました。

落ち着いたらまたお顔を出してくださるとのことでしたから、お子さんに「お母さんの話を聞きたいと思ったら、いつでも来てね」と12年分の思い出をしっかり伝えるつもりです。おそらく、ご両親の馴れ初めから、妊娠・出産・育児に関する相談を全て聞いている数少ない人間だと思いますから。歩く

ご親族だけが知っていることは、順を追ってしっかり届けられるだろうと思います。もしかしたら、私だけが知っていることがあるかもしれません。それを紐解くのはお子さんやご主人にゆだねたいと思います。

 

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