癌はステージによって選択できる治療方法が異なります。ご存知の方は多いと思いますが、私が最初に告知された時はよくわかっていませんでした。癌は「早期発見」が大切と言われていますし、発見時のステージがその後の治療の見通しに大きく影響すると言われます。私自身今でもそう思っていますが、極稀にそうではないケースがあるということを、自分の身をもって知りました。

 

私は2年に一度婦人科癌の検診を受けており、癌が見つかっても早期発見だろうと信じていました。ところが、がん検診を受けてから1年未満で、不調を感じて病院にいき、高度異形成ならぬ進行癌の宣告を受けたのです。

色々あって(色々は下記ブログでご紹介中)、あの時にわかっていたらもっと初期の対応ができたはずなのにという思いを抱かずにはいられませんでした。ショボーン

 

 

初回の診断は「扁平上皮癌ステージ2bで、腫瘍のサイズが大きいから手術できないので同時化学療法でいきましょう」と。その後、抗がん剤&入院を辞退したり、小細胞癌だったと言われてジタバタしましたが、選択肢は少なかったし自分で占ったので悩みませんでした。

初期で見つかっていたら間違いなく手術でしたし、小細胞癌と分かった地点で、転移・再発リスク軽減でかなり大掛かりな手術+追加治療が当然のように示され、治療過多や後遺症リスクへの対応はできなかったでしょう。私自身、手術ありきだと思っていましたから、不安はあれど受け入れていたと思います。

 

私の場合、がん検診で見落とされたのか、それ以降に育ったのかはわかりません。結果として腫瘍が大きくなって発覚したのは不運でしたが、後遺症もなく根治できたのはステージ2bの標準治療が前提だったからです。しかもCT検査で転移が確認できなかったからできた選択でした。スマイル氏によれば、小細胞癌でステージ2bはCTで写らなくても転移してる可能性がとても高いそうですから、転移がなかったのか何かの効果で消えたのかも不明です。

 

結局のところ、事の吉凶は最後までわかりません。何が幸いし禍するかは誰にもわからないのです。ここから先は、「運」の世界なのかもしれません。そうであるならば、「だったらいいな」ではなくて「そうなる」という強い意志と自分を信じて疑念を抱かない気持ちの強さが、影響する可能性は否定できません。

運という字は「軍」を進めるという由来で、戦って手にするものだそうですから。

ちなみに「運」を得る話にお金が出たら、それは詐欺かもしれないという冷静さも大切だと思います。儲けるという字は「信じる者」と書きます。信者と書いて儲かると読む事実を鑑みて、ご自分の意志と異なるものにはご用心ください。ニコニコ

 

私の占いブログです。