再検査では、血液検査の結果が出てから診察です。腫瘍マーカーのSCCは、Gセンターで検査するので即日診察を受けられるそうです。同行してくれた母は初めてのGセンターの雰囲気に圧倒されたようでした。朝一番の診察のため、前日から来てくれた高齢の母の負担と、今日の診察の内容を思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

診察に呼ばれるまでの時間はそこまで長くなかったはずなのに、とてつもなく長く感じられました。何を言われても取り乱さずに冷静に判断できるように、心の準備だけはしっかりしようと。

 

母と一緒に診察室に入ると、驚いた様子のまる氏。いつも一人の私が母を伴ってやってきたからでしょう。そして開口一番「腫瘍マーカーは正常値です」と。母は「ありがとうございます」とまる氏に伝え、私もほっとしましたがその後がいけません。

 

「今回の数値は2.5だったんだけど、SCCの検査方法が変わって基準値も変わっててね。今の基準値は2.5で先月はそれより少し高かったのは間違いないから・・」はぁ?!先月はそんなこと言わなかったよね。腫瘍マーカーが上がってて気になるから再検査って。0.1増なら、年老いた母に遠路はるばる同席してもらってないけど?!と、言いそうになりました。

 

まる氏は明言を避けましたが、かなり深刻な声でお電話をいただいたので、以前の基準値と勘違いしていた可能性が高いというか限りなく黒に近いグレーです。何事もなく喜ばしい結果なのですが、今回は状況次第で最初から無治療も念頭において色々と準備していたので、医師と患者の温度差を改めて実感しました。

 

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