実は放射線治療を決めた時には、「卵巣の機能が止まる」ことを知りませんでした。まる氏から何の説明もなかったし。誰でも知ってる常識だと思っていたのかしら？
微妙なお年頃だった私としては、女性ホルモンの分泌がなくなることで「更年期障害」の心配があり、「ホルモン治療はしますか？」と主治医のまる氏に質問。
「は？いいえ。全く予定していませんよ」とあんた何言ってんのというニュアンスのまる氏。えー、本当に忘れていない？卵巣機能の停止すら説明なかったよね！！と心の中で突っ込みつつ、ひょっとしてどうせもうすぐ閉経だろうとか生存確率が低いから考えても仕方ないと思われているの？と、妄想がさく裂したことも。
愛想はないけど決して悪い人ではないまる氏ですが、放射線担当のスマイル氏のほうは冗談が通じるし色々と質問しやすくて、頼みごとをしやすかったです。私の場合、実際に施術するのはスマイル氏でしたから、顔を合わせる回数が多かったですし。
癌患者あるあるで、痛みがでたり体調を崩すと「癌の影響？副作用？」と心配になります。リニアックを半分位受けた頃に足のむくみを感じたので「スマイル氏、これってリンパ浮腫の前兆でしょうか？」と質問したら「えー。リンパ浮腫はそんなもんじゃないよ。」と笑いながら言われたり、「ほんとはこっち（放射線腫瘍科）で細胞検査もしたいんだよね～。いつも婦人科になっちゃうけどさ」というぶっちゃけ話も。そんな身内の話をされても困るんですけど・・。という感じです。
心配事があれば気にせず質問できる二人の医師の存在に、病気は最悪だったけどいいご縁に恵まれたなと感謝して、いつも質問をメモして診察に臨んでいました。
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