5月末で通っている水泳教室の若い男性コーチが系列のプールへ転勤することになり、
教室終了後にプールサイドで、さかやかなお別れのセレモニーを行い、餞別を贈った。
男性コーチは14.5年も同じ教室でコーチをしていたので、
ほぼ全員が彼の泳法指導を受け、皆同じ泳ぎ方をしている生徒ばかりだ。
餞別の音頭と取りまとめをしてくれた女性から、当日、プールの中で私に急に代表して
挨拶してくれと依頼されたので、思いつくままコーチの栄転を祝い、感謝の気持ちを伝えた。
コーチは涙を浮かべ、声を詰まらせながらお別れの挨拶をした。
彼は一回り大きくなって、このプールに帰ってくると力強く言った。
挨拶後、彼は一人ひとりと握手を交わした。
最後の方では最年長の女性と抱き合っって、別れを惜しんでいた。
女性が多いので歓声が上がった。
この光景を見ながら、教員時代の卒業式で多くの生徒を送った時と少しダブった。
寂しい気持ちはあるが、若い将来がある人には必要なことだと思う。
会えば別れがあるものだと思うが、彼の今後を祈りたい。