NHKのラジオ教育相談番組を聞くことがある。
深刻な悩みの多さに今更ながら心を痛める。
子供たちの悩みは多様化しており単純ではない。
学校・家庭生活の中で児童・生徒が苦しみ、
様々な心身の異常を訴えている現実が、ラジオを通じて飛び込んでくる。
相談者は母親や祖母が多い。
相談内容の多くは登校拒否・いじめ・親の離婚に伴う子供の変化などなどで、
我が子に関する悩みを家族、母親がどのように対処したらよいかの相談である。
児童・生徒本人からの相談もある
電話口で泣きながら相談する声を聞くとたまらなく辛い。
人間として生を受けて、さらに自分を自覚するまでの
年齢6~7歳を差し引くと、子供達の自我の目覚めによる
人格成長は、まだまだ脆弱な面も多く、子供を取り巻く辛い
環境を、小さな心で受け止めているのだろうと考える。
ラジオ相談者に心理学者やカウンセラーが話しかけて
相談者の悩みを聞きだしながら、的確なアドバイスをされている。
親はプロではないので、1人で悩まないで是非このような
機関を利用することを勧めたい。
相談という行動そのものが子供への愛そのものではないでしょうか。
相談者とカウンセラーとの相談のやり取りがあまりに深刻で、
私の心に重く感じられるときもあり、その苦しさの余り、
途中でチャンネルを変えてしまうことも多くなった。
学校は学問知識も必要ですが、豊かな人間性を身につけるための
『心』を学ばせることが大切だと思う。
教員もレベルアップが必要です。
以前、家庭環境が大切だというブログの中で、
家庭は「心の停泊点」と紹介したと思いますが、
家庭に必要なことは、緊張ではなく素の自分が出せる
環境としなければならないと書きました。
荒波にもまれながら働いた船が、堤防がある自分の港に帰り、
イカリを下ろして心身を休める場所、それが家庭と思う。
親も子も同じなのです。一緒に冗談が言える家庭を想像してみて下さい。
家庭は躾も大切ですが、心の安らぎの場でもあるのです。
昔、私は教育実習の教官から次ぎのような教えを受けた
子供も盆栽の松も、いじりすぎると折れる。
子供のためと思いすぎるなという戒めと私は理解しています。