妊娠中の体重増加量は人それぞれ違います

 
朝一、岐阜の情報誌『にらめっこ』を炎天下の中、40分かけて、
100件弱に配布してきました。
流れる汗💦
帰宅後は、ミネラルで水分補給。
 
今日は妊娠中の代謝について、勉強。
正常妊娠における体重増加は、
胎児、胎盤、羊水で4キロ
その他4キロ母体の貯蔵脂肪が2〜4キロ
なんです。
 
現代、20代のやせが25%以上
30代は14%。
 
 
妊娠中の体重増加が多すぎると、合併症も起こりやすいのは、周知されていますね。
妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、微弱陣痛(陣痛が弱くなってしまう)、
遷延分娩(微弱陣痛から、分娩時間が長引いてしまう)、弛緩出血(出産後、子宮の収縮不良により出血が多くなってしまう)など
 
現在、懸念されているのが、妊娠中体重増加が少なすぎると起こりやすい異常です。
栄養不足(葉酸)から起こる神経管閉鎖不全
胎児期成人病発祥説。胎児期、つまりお腹の中にいるときに、栄養が足りていないと成人病の発症が増加すると言われています。
1986年、バーカー博士が、
『成人病の素因は、受精時、胎児期、乳児期に低栄養または過栄養に暴露されることにより形成され、その以降の負の生活習慣に暴露されることにより、成人病が発症する。』
と発表され、
それが、正確だということがわかってきました。
低体重児に発症しやすい成人病には、
冠動脈疾患
高血圧、動脈硬化
2型糖尿病、肥満
腎硬化症など
 
これらを予防するために、
妊娠前から適切な生活(食事、運動)により適性体重に維持する
妊娠中は、非妊娠時のBMIを知り、自分の適正な体重増加量を知る
小児期からバランスのとれた生活を確立する
 
妊娠中からではなく、妊娠前からが大切なんです。
 
また、糖尿病に関して、驚くデーターが。
献血の際に2009年より追加された検査GA(グルコアルブミン)
糖尿病境界域の方が、30代で1.1%、40代で2.0%、50代で4.6%
初産の年齢が30代と多くなっていますが、
その30代での境界域の方が意外に多いという事。
妊娠によって、インスリンの作用が抑制され、
妊娠糖尿病になりやすくなっています。
そこに加え、すでに予備軍の方が妊娠すれば、妊娠糖尿病となるわけです。
なので、妊娠前から、自分の糖代謝が正常か知る事も大切ですね。
 
大切な事は、妊娠前からの體作りということです。
そして、子宮の環境も整えて、VIPルームでベビーを迎えてあげることが、
大切ですね〜。
 
当院では、妊活中の方の相談も行なっています。
ネットの情報や、周りの情報に振り回されないためにも、
勇氣を出して相談してみてください。
 
 
以前、不妊カウンセリング学会で発表のあった、
妊娠初期に大切と言われる葉酸についても書きたいところですが・・
長くなってしまったので、
また後日アップさせていただきます。
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