『一膳めし屋丸九』
中島久枝 (著)
¥726 ハルキ文庫 時代小説文庫
(「BOOK」データベースより)
日本橋北詰の魚河岸のほど近く、「丸九」という小さな一膳めし屋がある。うまいものを知る客たちにも愛される繁盛店だ。たまの
ごちそうより日々のめしが体をつくるという、この店を開いた父の教えを守りながら店を切り盛りするのは、今年二十九となった
おかみのお高。たとえばある日の膳は、千住ねぎと薄揚げの熱々のみそ汁、いわしの生姜煮、たくわん漬け、そして温かいひと口
汁粉。さあ、今日の献立は?しあわせは、うまい汁とめし、そして
ほんの少しの甘いもの。おいしくて、にぎやかで、温かい人情派
時代小説。
<こんな人におすすめ>
江戸の定食屋を描いた話を読んでみたい
江戸の人情モノが好き
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