2週にわたる運動会を終えて気が抜けたのか、風邪をひいて
しまいました・・・。久々の鼻水&頭痛です。
気温や湿度の変化もありますし、体調を崩しやすい時期でも
ありますのでみなさまもお気をつけください。
みなさんはどんな1週間を過ごされましたか?
今週印象に残った1冊を紹介します。
『京大変人講座』です。
京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる (単行本)
京大の「常識」は世界の「非常識」!
未知の世界を研究し、探求する理念を持つ京大から、こだわる
ことのおもしろさや疑うことの素敵さを発信。地球、経営、法哲学、社会デザインなど、様々なジャンルから「何それ!?」という視点を持った研究を紹介します。
「毒ガスに満ちた『奇妙な惑星』にようこそ」「なぜ寿司屋のおやじは怒っているのか」「なぜ遠足のおやつは“300円以内”なのか」など、コレ学問なのですか??というような章題が並びます。でもね、安心してください。みな立派な学問なんです!というか、そんなハテナな疑問もとことん突き詰めたら研究になるってことです。
寿司屋のオヤジの件は、「サービス」の研究となります。一般的にサービスといえば店側がお客の満足度を高めるために行うもの。しかし、銀座の某高級寿司店の親方は笑顔ひとつ見せません。仏頂面で威圧的なその姿に、注文ひとつ取るにもビクビク…。
それなのに、ミシュランガイドに載るほどの人気店であるのは どうしてなのでしょう?
実は、サービスにおいて、提供者側が客を満足させようとすると、かえって客は満足
しなくなるというパラドクス(逆説)が起こります。
ふむふむ。店側からみえみえのサービスをされると、何か気持ちが冷めちゃう。わかるような気がしますね。
そこに生まれるのは、上下関係です。
提供者は従属する側-要するに立場が弱くなってしまいます。さらにいえば、自分に
従属する人からのサービスは、価値が低く感じられてしまうものです。
なるほど!親方が不機嫌な態度を取り、お客に対してマウントを取ります。すると、上の立場である親方から供される料理は、お客にとって価値が高く感じられるのです。なるほど〜。そんな恐い頑固オヤジから「いらっしゃい また来たね」とか言われたら嬉しくなっちゃいますよね。それって親方の手の内にまんまとはまってしまっているということなんですね。
店側が、一方的にサービスしたからといってお客に受け入れられるものでもない。そんな人間の割り切れない、不思議な一部分を垣間見る思いです。しかし、京大の先生がよく銀座の寿司屋を知っていたなあ。まあ京大だからといって出身が関西とは限らないわけですが。ちなみにこの先生は趣味の食べ歩きが高じて、この研究にたどりついたのだとか。趣味が学問に通じるなんて最高ですね!
他にも学校では教えてくれない、恐怖の「地球の46億年史」や、安心・安全が人類を滅ぼす「法哲学」、単細胞生物から進化の極みが見えてくる「生物学」など、テーマも研究の結果も「えっ!?」と驚いたり、「そうなんだ!!」と発見したり、ワクワクするようなものばかりです。
こうした研究はひとつのテーマを掘り下げて深めるというよりは、あらゆる可能性を拾って世界を広げていく作業のようです。京大では変人であることが褒め言葉。それは、常識にとらわれて考えることをストップさせず、誰に何と言われようと、考え続けることが推奨される環境だからでしょう。
そうした環境だからこそ、これまでになかった発想や研究が生まれてくるのです。「これって〇〇じゃね?」と呟いたときに、「んなわけねえだろ」ではなくて、「これもあるんじゃない?」「こんな風にも考えられるってことかな」と受け入れられるのが京大文化。
天井知らずの思考力が育つ環境からは、世界に羽ばたく人物がこれから多く輩出されていくに違いありません。いやあ京大って本当に楽しいですね。
〈今週 読了した本〉
『人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日』
『ガーディアン 新宿警察署特殊事案対策課』
『落陽』
〈現在 読書中の本>
〈今週購入した本〉
なし
読書人が集う『シミルボン』にて、インタビュー記事掲載!
https://shimirubon.jp/columns/1691046
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