10月になりました。
気温も上がったり下がったり、お天気も雨だったり晴れだったり。
そんな中、体調を崩し、熱を出してしまった末娘。
病み上がりながら、何とか頑張ってやり遂げた週末の運動会。
頑張る娘の姿に、親も「ありがとう」の気持ちを感じました。
先生、お友達、義母、家族の面々。
みんなの助けを借りて、大きくなっています。
いろんなことを成し遂げることができています。
そこに、改めて感謝の気持ちを感じた一日でした。
みなさんはどんな1週間を過ごされましたか?
今週、印象に残った一冊をご紹介します。
柚木 麻子さんの『ランチのアッコちゃん』です。
小学生用の教材を専門とする出版社に、派遣社員として勤める
澤田美智子は、彼氏に振られて落ち込み、食欲も減退する日々を送っていた。
そんな時、上司である黒川部長、通称「アッコちゃん」から声をかけられ、美智子は自作のお弁当を渡し、アッコちゃんから指示
された店でランチをとる「一週間ランチ交替」を持ちかけられたのだった。
個人が趣味で営むカレーの店から始まり、ジョギングをしてワゴン販売のサンドウィッチ、古書店の受け取りの後、天ぷら屋など、
ただ店に行って食べるだけではなく、様々な地域へ足を向け、いろんな人と会話を交わしていくうちに、美智子の視野もだんだんと
広がっていきます。
そして、ランチに行くたびに聞かされる「アッコちゃん」の姿は、
会社で見せる普段の様子からは想像もつかないものでした。
一見怖そうですが食と身体を大切にし、未来を切り開いていく
力強さと、元気のない後輩を思いやる優しさ。ランチを重ねるごとに、アッコちゃんの謎と魅力は増すばかりです。
また、別の話では、すこぶる美味しいポトフを作って販売しているというアッコちゃん。そのポトフも食べたい!絶対美味しいと思うのです。
あたたかくて、体にいいものを食べる。いつもとちょっと違う行動をしてみる。ほんの少し、普段と違った行動を重ねていくことで、新たな価値観に出会うことがあります。
へこんでいた美智子も、普段と違った場所に行くことで、そこにいる人から評価を受けたり、会社の歯車の一つとしてではなく、直接一人の人に喜ばれる仕事を手伝うことによって、今までの狭い
世界で悩んでいた自分から一歩抜け出し、多くの人がハッピーを
感じられるにはどうしたらよいかを考えはじめます。
頼りなかった美智子が、アッコちゃんと関わることにより、どんどんと視野と活躍の場を広げていくことが頼もしく、痛快でもあります。ランチという食事の機会から、後輩の可能性を広げていったアッコちゃんは、自身もあらゆる方向にアンテナを向け、人をハッピーにさせるために頭と心を全力で使う女性です。
そんな魅力溢れるアッコちゃんに会いたい。
そして、彼女が作る料理を味わってみたいなあ、と思う物語
でした。
先週立てたこの1週間の目標は
●1日1記事を更新する
●イラストに色をつける
でした。無事に達成することができました!
次の一週間も、同じように更新することを自分の目標にします。
〈今週 読了した本〉
『ブルックリンの少女』
『家族シアター』
『書店ガール7』
『ジャッジメント』
〈現在 読書中の本>
『本が好き 悪口言うのはもっと好き』
〈今週購入した本〉
なし
読書人が集う『シミルボン』にて、インタビュー記事掲載!
https://shimirubon.jp/columns/1691046
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