天気が変わりやすく、肌寒い日もありましたね。
子供の風邪がうつってしまい、喉が痛い…。
良くなるまで夜の読書は控え目にせねば。
みなさんはどんな1週間を過ごされましたか?
今週、印象に残った一冊をご紹介します。
さわぐち けいすけさんの
『人は他人(ひと) 異なる思考を楽しむ工夫』です。
嫉妬や劣等感、焦燥感など、人付き合いには様々な悩みが
あるものです。SNSなどで話題になったマンガ「妻は他人」の
著者が描く、人付き合いをテーマにしたコミックエッセイ。
相手に対する伝え方や、物事の捉え方を、作者夫婦のやりとりを例に説明。事実を事実として伝え、受け取る方も事実として捉える。当たり前だけど、実践してみると意外と難しかったりします。
例えば著者夫婦の場合、夫が洗った食器に洗い残しがあった
場合。妻は夫に対して
「洗い残しがあったよ。洗っておくね。」と伝えます。
夫の方も「ああ、ごめんね。」で済む話。
ところが
「なんでちゃんと洗えないのよ!?」と言われた場合はどうでしょう。心のマッチに火をつけてくれる言い方ですね。
言われた立場としては
①まずは、「きちんと洗って欲しい」という要求であれば、そのように伝えればいい話。質問形式になることが不明。
②洗えないことに対して答えてみれば「そんなことを聞いている
のではない」とか言われたりする。謝罪してほしいならそう言って欲しい。
③洗えないわけではなくて、うっかりしていただけなのに、この言い方だとプライドが傷つけられてしまう。
などなど、多くのパターンで問題が発生することがわかりました。
これ、親子間のやりとりに変えてみてもいいかもしれませんね。
母親から「宿題あるんじゃないのー」と言われた場合と、「なんで
宿題やってないのよ!?」と言われた場合と。そんな、キレられても…、と言われた子供も戸惑ってしまいそうです。
伝える方も、受け取る方もなるべくシンプルに、事実を伝え、受け取るように心がけたいものです。自分の場合は、疲れたりイライラしたりすると感情が先立ち嫌な言い方をしてしまうことがたまに
あります。そこはグッと踏みとどまって、「感情の言いなりになった言い方にならないか?」と自分の心に聞いてみる余裕を持ちたいですね。
中盤は、嫉妬や劣等感などの悩みを持つ読者に、著者の視点で回答。後半は著者自身の経験を交え、気持ちの仕組みなどを解説していきます。
著者はメタ認知に優れている人物だなあと感じます。
それは、自身や他者について、冷静に、客観的に分析して描いているため。他者との関わりや、自分自身の気持ちに対する解説内容は、心理学、哲学、コミュニケーション方法など多岐に渡ります。
それを、クールな笑いを交えながら、わかりやすく描いています。
自分以外の人は他人なのだから、考え方が違って当然。
気の合う人や、好きな人の、自分と異なる部分を楽しめたら、
より素敵な関係を築ける。そんなことを教えてくれるコミックエッセイです。
先週立てたこの1週間の目標は
●1日1記事を更新する
●イラストに色をつける
でした。無事に達成することができました!
次の一週間も、同じように更新することを自分の目標にします。
〈今週 読了した本〉
『ホテル・コンシェルジュ』
『膠着』
『おかあさん、ずっと見てて。』
『おなじ世界のどこかで』
『すべて忘れて生きていく』
『眠りの牢獄』
『グリフォンズ・ガーデン』
〈現在 読書中の本>
『夜届く』
〈今週購入した本〉
『おかあさん、ずっと見てて。』
『おなじ世界のどこかで』
『すべて忘れて生きていく』
『飛田ホテル』
『熊金家のひとり娘』
『夜届く』
『眠りの牢獄』
『アンチェルの蝶』
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