『殺人出産』
村田 沙耶香 (著)
¥562 講談社文庫
今から百年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。
命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」で人口を保つ日本。
会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。
蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは
彼女の殺意。昨日の常識は、ある日、突然変化する。表題作他三篇。
<こんな人におすすめ>
100年後の倫理観に興味がある
「殺人出産システム」の詳細を知りたい
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