『片桐酒店の副業』
徳永 圭 (著)
¥734 角川文庫
とある地方の商店街の一角に佇む古びた酒店。
二代目店主の片桐章は、本業のかたわら、配達を
副業としていた。片桐のもとには厄介な依頼が
舞い込んでくる。アイドルに差し入れを、いじめる
上司に悪意を、そして未来の自分に届け物を。
無理難題にも真摯に対応していく片桐だったが、
彼もまた心に大きな忘れ物を抱えていた。なぜ
酒店の店主が毎日黒いスーツで黙々と働いて
いるのか?その秘密は彼の隠された過去にあった―。
<こんな人におすすめ>
無愛想な酒屋さんが無理難題を解決する話に興味がある
どうやって届けるのかが謎な配達業の話を読んでみたい
心に傷を抱えながら仕事に励む男の話を読んでみたい
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