今週、東京都心では観測史上初となる
11月の積雪がありました。

 

雪が降ったために、三女とのお出かけを
自転車から電車に変更したところ
2ヶ月前は「だっこだっこ~」でほとんど
歩かなかったのですが、今回はほぼすべて歩いてました。
というか、走っていました。

いつの間にか子どもは成長しているのですね。

 

皆さんはどんな1週間を過ごされましたか?

 

今週、印象に残った一冊をご紹介します。

森 博嗣さんの『魔法の色を知っているか?』です。

 

 

『彼女は1人で歩くのか?』に続く、ウォーカロンと
人間の未来をめぐるサイエンスエンターテイメント第2弾。
第1弾のレビューはこちらから↓キョロキョロ

http://ameblo.jp/0831nuko/entry-12207364260.html


チベット、ナクチュ。外界から隔離された特別居住区。
ハギリはチベットを訪れ、その地では今も人間の子供が
生まれていることを知る。
生殖による人口増加が、限りなくゼロになった今、何故
彼らは人を産むことができるのか?
圧倒的な未来ヴィジョンに高揚する、知性が紡ぐ生命の物語。

 

こちらのシリーズ、5部作となるようで、現在4冊目までが
出ています。

今回読んだのは2冊目、起承転結で言えば起~承に当たる
部分でしょうか。

 

子どもを産むことができる地域の謎を追う、主人公のハギリ博士。
攻撃を防ぐかっこいい役割は、ボディガードのウグイと
アネバネにまかせるとして。
彼らも半永久的に再生可能な人たちだから、イケイケどんどんで
相当かっこいいです。

 

そうそう、ハギリ博士といえば相変わらず学者目線で行動&
発言しています。この、まるっきり学術中心の博士と、
ボディガード以外の能力は併せ持たないといわんばかりの
ウグイとのやりとりは、思わずクスッと笑ってしまう、
いいスパイスになっています。

 

人類の未来を握る鍵は、ちょっぴり出てきます。
というか、謎が謎を呼ぶ形でしょうか。
そして、緊張感が続く展開となっています。

 

生命に関する哲学的な要素はあまりなく、
これから起こりうる「何か」「何者か」との戦いを
匂わせます。

 

文庫で続き物ということで、ストーリーが覚えて
いられるだろうかと心配だったのですが(汗)、
登場人物のキャラクターや設定がしっかりしているので
なんとか忘れることなく読めました。
続きが楽しみです。

 

先週立てたこの1週間の目標は

●1日1記事を更新する

●イラストに色をつける

でした。無事に達成することができました!

次の一週間も、同じように更新することを自分の目標にします。

 

〈今週 読了した本〉
『魔法の色を知っているか?』森 博嗣著

『風は青海を渡るのか? 』森 博嗣著

『デボラ、眠っているのか? 』森 博嗣著


〈現在 読書中の本>

『ミライの授業』瀧本 哲史著

 

〈今週購入した本〉

なし

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