先日の日曜日に、友達の…いや…勇者のBくんとその息子である魔法使いのRくんと、以下俺で愛川町にある伝説の山に伝説の彫刻家の伝説の木彫りの達磨を手に入れるべく伝説の冒険に出かけた。
その伝説の達磨を手にしたものがこの世界を支配出来るという言い伝えを俺が勝ってに作ったからだ。
つまりどうしてもそれが欲しかったのである。
(冒険省略)
様々な怪物や妖怪と戦い、落石をよけながら あとちょっとでHPが0になる寸前の所で その伝説の彫刻家の住む洞窟(夢工房)に血ダラダラで辿りついた僕達が目にしたのは…なんとも絶望的な光景であった。
巨大な漆黒の影…ランボーナイフのように鋭い牙、マグマのように燃えたぎる赤い目。
洞窟の入り口に最後で最強の門番…「ブラックタイガーウンミャーキャット」。
言うまでもない僕達は血だらけである。
HPを回復する薬草も無い…大ピンチだ。
2人を尻目にバックレ大勢で準備していた僕だったが とぉぉっ!その時‼
洞窟の中からこんな声が…
「ウンミャウンミャ、餌だぇ~ほ~ら少しならまだあるぞぉ」
すると、それを聞いたブラックタイガーウンミャーキャットスペシャルはそれまで僕達に向けた殺気をささっと閉まって一目散にどこかへ行ってしまったのである。
助かった!僕達は救われたんだ!
Bくん「あれ?あんどれ?なんでそんな遠くにいるの?なんでそっち向いてんの?なんで?説明して?」
俺「は?は?は?ははは?はぁ~?お前らを守ろうとしてだな…その…
何そのものの言い草は!は?
助走つけだな…勢いつけ」
Rくん「じゃなんでそっち向いてんの?逃げる大勢じゃね?」
俺「ちがぇーよ!だ!か!ら!…助走つけてな、… 後ろ回しカカト落としをかます大勢だよ」
Bくん「つーか戦うHP無いじゃん」
俺「だから捨て身だよ、命かけてお前ら親子を守るつもりだったんだよーそれより 洞窟(夢工房)の中から聞こえた声さ、さっすがだなぁ~賢者だよ!やっぱりブラックタイガースーパーキャットつっても所詮ネコ科だよね、その修正を上手いこと利用して騙し討ちするとはさすがだ、もしかして例の伝説の彫刻家か?」
と‼その時‼
伝説の彫刻家「らっしゃ~い、どうぞどうぞ、おはいんなさい。」
かくして僕達はついにこの冒険の目的地に着いたのである。
一年と六ヶ月…金の指輪は僕には荷が重過ぎた。何度うつになったか…愛しいしと…これでお別れだ。
村人に回したカンパで僕の財布にはたんまり金があった。
あとは伝説の彫刻家と交渉して伝説の木彫りの達磨を持って帰るのみ。
俺「伝説の彫刻家さん!僕はこの伝説の達磨に一目惚れして横浜から来ました!どうかお譲りくださいませんでしょう⁉(いや…そう簡単にはいかないだろうな…きっと何か難題をつきつけてくるにちがいねぇ)」
伝説の彫刻家「おっ、そうか…いいよ!もってけい!」
俺、Bくん、Rくん
「………え」
とにかく。やったぁぁぁ‼‼‼
ありがとうございます‼
僕は感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして色々と見学させてもらい、竹トンボで遊んで帰りは車で帰る事にしました。
お父さん、お母さん、僕はこの旅でなんか成長できたような気がします。
続く
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