近年は2回函館の3日目に定着していたラベンダー賞(09年は函館が改修工事のため札幌で施行)が、今年は4日目(24日)に行われる。

中央馬にとっては初の2歳OP戦だが、4月末に新馬戦が始まった道営からはキャリアを積んだ馬が出走してくる。

道営勢の中心は国内で最も早い時期(7月5日)に行われる2歳重賞・栄冠賞の上位馬だ。勝ち馬がのちに全国区で活躍する注目の重賞で、昨年の覇者クラーベセクレタは南関東に移籍し、牝馬ながら羽田盃、東京ダービーをV。3冠がかかったジャパンダートダービーで惜しくも3着に敗れたのは先週13日のことだ。09年オノユウ、07年マサノミネルバは交流GⅢエーデルワイス賞を勝利。08年のネフェルメモリーも南関東牝馬2冠を制した。

栄冠賞1~4着馬がラベンダー賞の出走馬として優先して選定されるが、今年は1番人気で強い勝ち方だったウィードパワーが、脚元の状態が思わしくなく回避。それだけに2着ウィナーズマックや3着サンレイレーザーに期待したい。

ただ、道営馬にとっては初の芝だけに、前走どおりの実力を発揮できるとも限らない。07年にラベンダー賞を制したハートオブクィーンは、栄冠賞組では最も下位の6着からの挑戦。続く函館2歳Sも連勝と、まさに芝で一変した。

道営以外の地方馬の出走枠があるが、今年は申し込みがなく、地方枠6頭はすべて道営所属。JRAの1勝馬に対し、栄冠賞の上位馬が力を発揮するのか、それとも芝で新たな一面を見せる馬が出てくるのか。今年の2歳馬のレベルを見極めるうえでも注目の1戦だ。

ZakZak参照