もう駄目、もう耐えられない、、もう全部脱ぎ捨てたい、これ以上我慢できない。。。ア~~、もう私をどうにでもしてって(???)。。。それくらい猛烈に暑い、南インドの真夏は、それくらい猛烈に襲い掛かってくる。
四季を楽しめる日本は素晴らしい。この南チェンナイに有るのは、聞いて驚くなよ、それは、それは、
'' Hot , Hotter , Hottest '' の一年3シーズン制なんだ。 アッツ~~のHot以下が無い。
ブルース・リーが闘うために裸足になったら、天日で焼けたアスファルトの上で、これまでに無い絶叫の怪鳥音を発する、’アッチー アッチー 暑っちー 暑ちーーー アチョーー’’。
隣で 郷ひろみ も ’’アッチチアチー’’、Patrickも毎朝シャワーで(温度調整効かず、水か熱湯)’’アッチチ アチョーー’’。
南インドに駐在する人で、最初の年を迎える人にはきっと強烈なインパクトだろうな。
パトリックは、その厳しい夏場をこれまでに3回もクリアした(翻訳すると 生き延びた)から、それなりに何が待ち受けているか判ったし、どう対処すれば良いかを身につけたから、良いけど、いきなりチェンナイの夏の陽射しの洗礼を受けたら、それは驚くと思うな。
陽射しといえば、こんなイメージ。
これは夕刻のスナップだけど、もうとにかく眩しい。東京で見たこと無いでっかい太陽からのレーザー光線なんだ。陽射しが突き刺すように差し込むって迫力なんだな。
でも、なんとなく素敵だろう。さあ、南インドにおいで、Patrickと一緒に夕日に向かって走ろう(ベンガル湾のマリーナビーチから南へは海岸線が世界で2番目に長く全長21Km続くから、走っても走っても。。。終わらないけど)。誘って御免ねって、パトリックはきっと謝る。
さあ、今夜のPatrickはいつもと違うよ。
いつもは文章力で皆の心を鷲掴みしようと、誤字脱字のエアギターでタイプしまくるのに、今日はねスナップ連射で皆に迫るからね。
グラビアモデル写真集を思ったあなたはアウト。行くよ、今夜もバックルアップだよ。
もう全て脱ぎ捨てて、(なるだけ)ちっちゃい水着に着替えようよ、そしてバックルアップだ。。。灼熱地獄の南インドの夏をPatrickと二人一緒に駆け抜けよう。倒れそうになったら、汗だくでも気にせずに、Patrickに身体を預けてもたれて良いからね。。。。。Yes Yes イエエーッスと興奮状態のPatrickは人間失格。じゃ、出発だ。
見て、パトリックが住んでたインドでの アパートの屋上プール、もう空の色が写って鮮やかこの上ないコバルトブルー。
今夜の作戦は、題して ’’限りなく透明に近いブルー作戦だ’’。
チョット角度を変えたよ。向こうに見えるのがベンガル湾、その向こうはヒマラヤを越えて、上海を越えて、そして東京までまっしぐらだ。なんだかちょっと上海時代を思い出すな。上海はつい3年半前まで住んで居たのにずっと遠い昔みたいだ。
こっちはチェンナイ市から南東方面だな。足の指で方角を指して御免なさい。手がスナップ撮影でふさがってる。
これはアパートの裏と言うか西側。河も綺麗でしょう、南のガンジス川って呼ばれている。寺院も見えるし。
絶対に、近くに行って見ちゃだめだよ、遠くから見ると思いっきり綺麗なんだから。
Patrickの部屋から北を見たのがこれ。
実はマンションの高層階って、あまり好きで無いかも。高くて10階までだな。なるだけ4階、5階。。7階くらいが良いかな。
怖がりなのかな、そんな高い場所は落ち着かないよ。このアパートの部屋は日本で言う3階(でも高さはおそらく日本のアパートだと6階くらいだと思うけど)。
アパートの西側は海岸沿いにアパート群(韓国企業のトップが住む、さながら城になってるようだけど)。
韓国の方々と付き合うと、彼ら一人一人がどれだけ私達日本人に敬意をもって丁寧に対応してくれるか判るよ。韓国の事をどうこう言いまくるマスコミに喝だ。最後は国じゃなく人と人だよ。
その向こうの浜辺まで歩けば、漁港だ。すっごく素朴で良い感じなんだよ。
漁港からさらに歩けば、水平線鮮やか。
マダム駄目だよ、僕からどんなに逃げようとしても、又僕に戻ってくるよ、だって、だって、地球は丸いんだもの。。。。。ん、ん、ん、 このセリフは誰かの(大昔の)歌詞だったけど、ここで思い出すとはPatrick天才かも。今、誰も関心示さなかった、痛っ。
さらに歩いたら、その海岸線はこんな風に21km続く。どうだ、シルベスタースタローン扮する(海をトイレに糞するインド人じゃないよ)ロッキーとアポロになって二人で走ろうよ、この浜辺でトレーニング一緒にしようよ。
軽いステップ踏みながら、思いっきりの笑顔でロッキーとアポロの2人が走るシーンは最高の一つだ。
そのロッキーとアポロとは ほど遠いけどPatrickと キャディのKumar。アパートから15分のゴルフ道場。
追いかけて、3年目にしてスナップに収められたマダムアルファベットバードだけど、その背景も真っ青。
陽射しが強くて、もう目が開けられなくて、空は真っ白に感じるくらい。限りなく透明に近いブルー。
もうその陽射しに どうにでもなってしまえと 寝ころがるPatrick。好きにして~~状態。まな板の鯉ならぬパトリック。
部屋に戻って腹筋きたようとするPatrick。ストイックに腹筋50回だ。目指せ仁王、風神、雷神。
どうだった、’’限りなく透明に近いブルー作戦’’。一応満足してもらえたかな。
じゃ今夜はこれで撤収だ、一緒にアパートに帰ってワインでも飲もうか。。。って気分だけど相手が居ない。居るのは消え去って欲しいドライバーCow Cow Sirマンのみの生活。
(空耳で有って欲しい。マダムのスパイで、なんでもマダムに言いつける男の隅にも置けない奴。出た~、コルク)
ねえPatrick、一緒に遊ぼうよ、ボール投げてよ、Patrickの運転より凄いドリフト見せて取りに行くから。。。。ね。
このドリフトと言う言葉にPatrickは弱くすぐに誘惑される。。。
いかん、コルクが出てくるこの状態は相当ワインに溺死している。
これがSULA MOSAIC ガルナッチャ+シラー 濃厚だけと甘めで 男性大好き仕様の真っ黒ワイン。(こんなレベルを美味しいなんて言ったら、ブルゴーニュ ピノ命のマダムアルファベットから死刑宣告受ける。)
この赤ワインの勢いで 懐かしの エンゲリン に飛び乗るぞ。こいつは凄かった。もしかしたら私が今までに一番お金を掛けた一台かもしれない。車高は15cm前後だった。
エンジンは2.2リッターまでスープアップ。ハイカム。サスはビルシュタインガスショック。ギアはクロスレシオ。。。。もう何から何までいじった。
ちょっとした段差も車を見事に斜めにして飛び越えなきゃならなかった。駐車場の出入りなんて思いっきり気を使ったな。マダムから私とどっちが大切なのって。。。聞かれて無いけど。。。聞かれたら。。。応えずに逃げてたな(マダム、ここは読まないで。Patrickは今だけ嘘を言ってるからね。)。
とにかく当時としてはすっごく早かった。峠はもちろん皆の度肝を抜かすし、高速でも怖いもの無しに近かったな。もう一度こいつと一緒に走りたいな。
じゃ、夢の中でエンゲリンと走ろう。
場所は軽井沢 旧碓氷峠だ。
ドゥン、ドゥン、ドッドッドッドッ シューン、キューン、シュッパー、キーン 2速ライト90度、3速レフト45度、
2速下り12度、登り10度、3速ライト60度、2速レフト120度、3速4速5速直線150m、急減速4側からいっきにすっ飛ばして2速、ライト90度、2速3速急加速登り180m直線、一気にレフト3速2速1速100度。。。覚えている、全部憶えている。。峠が甦える。。走れるよ今でも
じゃね、お休み、
お休み キュキュキュキュ キューーン ズウオン 2速、3速、4速。。。。
ここでマダムより留めの一言、 ’’男って単純で馬鹿ね。。。’’ って。
当たっているだけに反論無しです。
悪だくみする パトリック と コルク の 二人組って、きっと こんなイメージだろうな。。。。
じゃね、パトリック