ガオ~~ ガオ~~ ガッブー 、コルクの怒りの
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ここからは、パトリックが インド駐在時代に
ブログアップした 親愛なる韓国企業戦士達との
お話し。ちょっとした勉強になるかもしれないので、読んで欲しいな。
上は かなり酔いが回った真っ赤なパトリック、
下はサイモンベーカー The MTENTALISTの
私はいきなり南インドに横滑った。上海駐在を切り上げて、まずは東京に一旦戻るかと思いきや、そのまま上海から冬服は日本で夏服はチェンナイに送ることとなった。そして今チェンナイ。
しかも、駐在前に必要なのは(上海駐在で中国語を必死で学んだ後だったのだが)、韓国語と韓国文化を知れねばならなくなった。なんでソウル事務所駐在でも無いのに、なんでインド駐在なのに、韓国語?韓国文化?ってこのチェンナイを知らない人は思うだろうな。
幸い入社以来 発電所向けを担当していた時期が長かったので、韓国にはソウル、ウルサン、プサン、チャンウオン、テグを中心にもう数え切れないくらい出張していたし、韓国語が片言話せた(もしかすると会社がそれを知っていて私をこのチェンナイに???と今思ったりして)。
ここって、はるかに6,000人以上の韓国人に対する日本人は600人のイメージ。数ある美味しい韓国料理屋に比べて、日本料理は(申し訳無いが)なんちゃって日本食が片手の数も無いくらい。
なぜ韓国料理がそれなりに美味しいかと言うと、韓国人達は飯がまずいと本気で怒って文句言うし店は潰れる。ところが日本人は、’’インドだし、まーこれで我慢かな、仕方ないよな’’ってまずい日本食を許している。こらー日本人、その甘さが命取りになるぞ。
このチェンナイは、現代自動車、サムスン 筆頭に韓国企業の海外における一大拠点なんだ。どうして韓国勢がこの地に流れ着いたかは、私の前のブログに、驚きの秘話を載せているので見て欲しい。それこそ韓国を統一した新羅の時代からの繋がりが韓国とこの地とには有ったのだ。インドのお姫様を連れ去るドラマチックな展開だから、見てね。どんな歴史本にも載ってない。
(私の叔父さんは京都大学の教授で歴史を教えていたが、生きていたら彼に教えたいくらいの内容。)
私は一年中、週末以外はほとんど毎日欠かさずと言って良いくらい韓国飯ランチを食べており、もう韓国料理のランチに関しては右に出る者が居ないかもしれないくらいのエキスパートなってしまった。
韓国人の部下が言うんだけど、’’ソウルで生活してても、これだけ毎日韓国料理は食べないよ’’って。
確かにそうだ、私がNY駐在時代に思った、’’(来客多かったから)こんなに毎回毎回、日本料理食べないよ’’って。東京勤務の時よりも、本格的に立派な日本料理をNYで食べてたな。
きっと、人間追い込まれると、育った根っこのDNA部分に自分たちが戻って、その文化に浸ることで自分達を癒し守ろうとするんだろうな。
じゃ、私の場合、JVの親会社が、共に働く私たち日本人企業戦士の健康を心から大切に思ってくれて、どんな食事をお昼に出してくれているかのスナップは、このブログの最後に連取するね。
前置きは終わったな。それじゃー、行くぞ 本番だ、今夜もバックルアップだぞ。
題して、’’日本人が知らない、知らされていない、韓国企業戦士達’’
前置きとして一言。(米国育ちの私だが)韓国企業の方々とも30年以上仕事してきた。いままでに一度も酷い目に逢ったり、失礼な行為をされた事は無い。絶えず私に敬意を払ってくれて、とても大切にしてくれた。そしてこのチェンナイの親会社もそうだし、ゴルフ場や韓国レストランで普段逢っている韓国の方々も皆が優しく接してくれる。そんな韓国の方々に私はこれまでもこれからも敬意を持ってできる限り優しく接したいと思っている。ありがとう、韓国の皆。
政治やマスコミは何かを大きく捻じ曲げてしまい、韓国のことを本当に知らない人達に間違った壁を築いてしまった。政治とマスコミは猛烈に反省すべし。。。。イッカーンまた熱くなって修造になりかけている。
これからの文章は、その前提で読んでくださいね。
(1) 製造業で働く韓国企業戦士の給与額面は日本のサラリーマンのそれと比較すると、おそらく
半分に近い。でもそこには大きな秘密が待ち受けている。
韓国は従業員に対するフリンジが思いっきり厚いんだ。
彼らは月曜日から土曜日まで、まず間違いなく家では夕食を摂らない。帰りがけに外食しお酒
(焼酎メインだけど)を飲んで帰宅している。
その毎晩のような飲み食いの費用は会社が負担している。
一緒に出張に行くよね。そうすると、空港での朝ごはんから、お昼のサンドイッチから、ホテルでの
夕食から、クリーニング代から、ちょっとした交通費から、とにかく公然と会社に請求できる。
日本の企業だと、そんなのは給与にビュイルト インされているんだから、会社に請求できないよね。
(2) 韓国人男性は一人にしては危険。日本人の男性が弱すぎるのかもしれないけど、韓国人男性は
妻と家族が一緒に見守らないと、どこで何して飛び跳ねるか危険なくらい元気なので、
それで韓国大手企業は海外駐在員には家族帯同を必須条件とするほど。
だから、家の設営や学校教育費や奥様へのフリンジもしっかりと丸抱えで面倒を見ようとする。
細かい話だけど、韓国人達にとって、韓国食材確保は命だから、彼らの自宅には大型冷蔵庫を
横向けに倒したようなフリーザーが一つも二つも有って、そこに韓国企業が密輸冷凍コンテナで
送り込む、本来持ち込み禁止の韓国食材が山と隠されている。その費用も韓国企業は負担する。
(日本だったら食料品送付制度なんて有ったら良いほうだよね。)
(3) 韓国人戦士はチェンナイに来れた事を、そのチャンスを与えてもらえた事をこころから感謝
している。自分が英語を勉強できる、妻や子供達に英語を学ばせるチャンスが有る、海外生活
経験を積んで帰国できる。
チェンナイを基点にして、アジア各国への旅行はもちろん、欧州(時差3~4時間でパリだってミラノ
だって、ロンドンなんてすぐに、射程範囲だ)にも旅行できる。
そうした お休みや旅行に対する会社の補助もしっかりしている。
韓国には高い山が無い。しかも冬場寒くて燃料不足で片っ端から木を切り倒したからはげ山ばかり。
韓国に行くと若い木が多いのが目立つのはそのせいなんだけど、だから彼らは日本に来たら
富士山や日本アルプス、八ヶ岳、上高地、白馬、栂池と とにかく山歩きを楽しもうとする。
上高地なんて行った韓国人達はもう日本の熱狂的ファンになっている。私は八ヶ岳好きだな。
このチェンナイに住む韓国人もヒマラヤ、ネパールなんのそのと旅立っていく。
東京から飛ぶと、福岡、上海上空を越えて、雲海の上に飛び出すヒマラヤK2峰を右手に見ながら
ベンガル湾を飛び越えチェンナイにフライトは滑り込む。ドラマチックなフライトなんだよ。。。
イッカーン ドラマチック ジャパーーンジャパーンと郷さんの声が聞こえる(私はファンじゃ無い)。
(4) 韓国人の韓国食へのこだわりは凄い。ある意味インド人のインド食しか食べないに近い拘りが有る。
おそらく部屋に閉じ込めて一週間も食事にキムチ出さないと暴れ出すと思う、絶対暴れる。
私の大好きな京漬物(すぐき、菜の花漬け、ナス、シバ漬け。。。あーあークッソー食べたい)でも、
私は我慢できる。私は、ワインとウイスキーを一週間絶たれたら、おそらく暴れ出す。
米国駐在時代アトランタオリンピックが開催された。韓国選手団はもの凄い勢いでメダルを奪取
したが、なんと、選手村でキムチや韓国料理が人気となって世界各国の選手がそれを全部食べて
しまった、(本場韓国よりのキムチが無くなった韓国選手はピンチ)その後は無残にも
メダルを殆ど取れずに失速して終わった キムチの悲劇は日本サッカードーハの悲劇並だった。
時遅しなんだけど、その後アトランタにはすっごくデカイ韓国人居住区と韓国レストラン街が出来た。
(5) 韓国での毎年のアンケートで、大好きな国1番2番は日本か米国、大嫌いな国一番も驚きだが
日本と米国。韓国の子供達が一番好きなのが今ではマクドナルドと日本のお菓子。
大嫌いなPatric、でも良く考えると大好きなPatrick...こじつけた。
好きと嫌いって 裏腹なんだろうね。好きだから嫌いなんだ。嫌って思ってるけど、気になってて
結果として結構好きなんだ。これマダム達やエンジェル達にメッセージ送っているけど、きっと
鼻であしらわれているだろうな。
日本文化に対する韓国人の思い入れは凄いよ。仲良くしたいと彼らは心から思っているよ。
政治がからみ、マスコミが絡み、お金が絡んで誰かが意識的に集団をリードした時だけに
日韓がぶつかるんだ。個人対個人なら絶対に上手くやっていける。
ちょっと、長くなった。まだまだ書きたいし、まだまだ韓国文化を皆に伝えたい。この続きは又ね。
じゃ、親会社が私の為にアレンジするランチメニュー、なんと一ヶ月毎日料理は違う(30種類)。絶対に同じものは出さない。
チェンナイで一番幸せなランチを毎日食べている私から、韓国料理ジェットコースター
ドライ ブルコギ 日本人用味付け版
キムパップ(日本の太巻きだけど酢飯じゃない)だけど、実は写真撮る前に六個食べてしまった、御免。
これは、きっと 太刀魚 (のハズ) 私の舌は確か。
これは私が上海から横滑ったとしてアレンジされたワンタン?なんか違うけど心意気に涙。
これぞ真っ黒、カラスミみたいな ジャージャーライスと 鱈のスープ。
毎日かならず出してくれる バンチャン(韓国語で惣菜の意味)。奥のは小さい蛸の唐揚げ。手前キムチ。
と言う訳で、今夜も終わった。お休みなさい。
えーと、マダムアルファベットよ、少しでも私を覚えているなら、ミスチルの 花火 をきいてくれーーー。
お休みなさい。
Patrick
ps
韓国文化の続きを又いつかアップするね。紹介できるようにスナップ集めておきます。
お休み。