一番 辛かった。
子供達にママが癌で 月曜日から入院するという話しをする時。
絶対 泣いたりしてはいけない。
子供が不安になってしまう…
冷静になれ~。自分。
娘が学校から帰宅後、娘から先に聞かれた。
娘「ママ、今日 病院いって何て言われた?病気じゃなかった?」
私「ママね。バアバと同じ大腸がんだった。
ママの場合はバアバより見付けたのちょっと遅かったみたいで、バアバより病気治すのに、いっぱい時間かかるみたいなんだ。
だから、これから入院とか沢山しないといけないかもしれない。
でもね。治すから大丈夫!
りおちゃん、ママが入院しても頑張れる?」
いつも、笑顔な娘の表情が一転した。
娘「ママ入院するの?ママ癌なの?」
私「うん。月曜日から入院してくるね。ちょっとママ居なくなるけど、りおちゃん もう六年生だから、頑張ろう。ママも入院したくないけど治す為に頑張ってくるから!
ネコミの面倒 ちゃんと見てね。」
娘「うん…」
泣きたいのを堪えた顔で、部屋に閉じこもってしまった。
隠しても仕方ないと思い、はっきり言い過ぎちゃったかな…
娘がずっと部屋に閉じこもっているので、部屋を覗くと、やはり暗い表情。
娘を抱き締めた。大丈夫だよ!
娘は我慢していたのだろう。
抱き締めた途端に泣き崩れた。
「大丈夫 大丈夫」
頭を撫でながら、強く抱き締めた。
中々 泣き止まない。
ごめん りお。
ママ病気になっちゃって、ごめん。
自分も一緒に泣きたかったが、ここで泣いちゃいけない…と堪えた。
次は息子に伝えないと。
息子が帰宅後、息子にも伝えた。
息子は娘とは性格も違い、もう高校生だから娘に伝えるよりは気も楽だった。
私「ママ大腸がん癌で、肝臓にも転移してる。でも何とかなるさ。ママ月曜日から入院するから弁当作れないけど、バアバに弁当はお願いしたから。
ちゃんとママ居なくても勉強やってね。
あと、りおの事よろしくね。」
息子「うん。ママなら大丈夫だよ!絶対治るし、ママみたいな強靭な人だと、癌だって恐くなって逃げるよ。ママみたい人は大丈夫。
りおは、メソメソするかもしれないから たまに構っておく。」
父親も兼ねた母親な私は口うるさいし、息子からは強い母だと思われている。強いというか、恐れられてるみたいね(笑)
確かに私は息子には厳しいからな~。
息子を思ってなんだけど…
息子の言葉を聞いて、何だかホッとした自分がいた。
成長したな。息子よ。
昔はお前も、ママ ママだったんだぞ。
息子が楽天的な性格で良かった。
娘はその後もずっと暗い顔をしてメソメソしているので言った。
私「病気を治すには、皆が笑ってた方がいいんだって!笑ってると体の病気をやっつける細胞が攻撃力が強くなるんだってさ。
だからさ、りおが暗い顔してるより、いつもみたいに笑ってくれてた方が病気が治るんだよ。
ほら、にーって笑ってごらん。
」
自分もにーってして見せた。
娘もちょっとだけ無理矢理笑ってくれた。
その晩 寝る時間になっても中々 一階の居間から戻ってこないから、早く寝なさいと二階から呼んだのだが、もうちょっとしたら行く。…とそれでも中々部屋に戻って来なかった。
また、バアバのiPad見てるのかと思ったが、二階に戻って来た娘は笑顔で「ママこれ。家にあったフェルトで作ったんだけどね、御守り作ったの。ママこれを持っててね。」
娘が夜なべして、御守りを作ってくれていた(泣)
ありがとう。
思わず 涙してしまった。
娘も成長していたんだな。
こんなに愛しい子供達の為に、絶対治してやる。
私 負けない。
そう思った夜だった。
子供達にママが癌で 月曜日から入院するという話しをする時。
絶対 泣いたりしてはいけない。
子供が不安になってしまう…
冷静になれ~。自分。
娘が学校から帰宅後、娘から先に聞かれた。
娘「ママ、今日 病院いって何て言われた?病気じゃなかった?」
私「ママね。バアバと同じ大腸がんだった。
ママの場合はバアバより見付けたのちょっと遅かったみたいで、バアバより病気治すのに、いっぱい時間かかるみたいなんだ。
だから、これから入院とか沢山しないといけないかもしれない。
でもね。治すから大丈夫!
りおちゃん、ママが入院しても頑張れる?」
いつも、笑顔な娘の表情が一転した。
娘「ママ入院するの?ママ癌なの?」
私「うん。月曜日から入院してくるね。ちょっとママ居なくなるけど、りおちゃん もう六年生だから、頑張ろう。ママも入院したくないけど治す為に頑張ってくるから!
ネコミの面倒 ちゃんと見てね。」
娘「うん…」
泣きたいのを堪えた顔で、部屋に閉じこもってしまった。
隠しても仕方ないと思い、はっきり言い過ぎちゃったかな…
娘がずっと部屋に閉じこもっているので、部屋を覗くと、やはり暗い表情。
娘を抱き締めた。大丈夫だよ!
娘は我慢していたのだろう。
抱き締めた途端に泣き崩れた。
「大丈夫 大丈夫」
頭を撫でながら、強く抱き締めた。
中々 泣き止まない。
ごめん りお。
ママ病気になっちゃって、ごめん。
自分も一緒に泣きたかったが、ここで泣いちゃいけない…と堪えた。
次は息子に伝えないと。
息子が帰宅後、息子にも伝えた。
息子は娘とは性格も違い、もう高校生だから娘に伝えるよりは気も楽だった。
私「ママ大腸がん癌で、肝臓にも転移してる。でも何とかなるさ。ママ月曜日から入院するから弁当作れないけど、バアバに弁当はお願いしたから。
ちゃんとママ居なくても勉強やってね。
あと、りおの事よろしくね。」
息子「うん。ママなら大丈夫だよ!絶対治るし、ママみたいな強靭な人だと、癌だって恐くなって逃げるよ。ママみたい人は大丈夫。
りおは、メソメソするかもしれないから たまに構っておく。」
父親も兼ねた母親な私は口うるさいし、息子からは強い母だと思われている。強いというか、恐れられてるみたいね(笑)
確かに私は息子には厳しいからな~。
息子を思ってなんだけど…
息子の言葉を聞いて、何だかホッとした自分がいた。
成長したな。息子よ。
昔はお前も、ママ ママだったんだぞ。
息子が楽天的な性格で良かった。
娘はその後もずっと暗い顔をしてメソメソしているので言った。
私「病気を治すには、皆が笑ってた方がいいんだって!笑ってると体の病気をやっつける細胞が攻撃力が強くなるんだってさ。
だからさ、りおが暗い顔してるより、いつもみたいに笑ってくれてた方が病気が治るんだよ。
ほら、にーって笑ってごらん。
」
自分もにーってして見せた。
娘もちょっとだけ無理矢理笑ってくれた。
その晩 寝る時間になっても中々 一階の居間から戻ってこないから、早く寝なさいと二階から呼んだのだが、もうちょっとしたら行く。…とそれでも中々部屋に戻って来なかった。
また、バアバのiPad見てるのかと思ったが、二階に戻って来た娘は笑顔で「ママこれ。家にあったフェルトで作ったんだけどね、御守り作ったの。ママこれを持っててね。」
娘が夜なべして、御守りを作ってくれていた(泣)
ありがとう。
思わず 涙してしまった。
娘も成長していたんだな。
こんなに愛しい子供達の為に、絶対治してやる。
私 負けない。
そう思った夜だった。