今日、仕事の関係で、懐かしい場所に来た。
懐かしい………と言っても、私はその時の記憶がないのだけれど………。
もう、6年くらい前になるかな………。
私はその場所で交通事故に合い、車に跳ねられた。
高さ2メートル、長さ3メートルくらいで吹っ飛ばされたらしい。地面には頭から落ちたらしいが、まるで、空気が抵抗し、受け止めてくれているように、落ちていく様子がスローモーションだったとは、加害者の証言。
まぁ、事故を起こしたショックで、時間がゆっくりに感じたのかも知れないが………。
頭から落ちて、右半身を打撲した。
事故の大きさ、状況から、頭に損傷がなく、右半身も骨折でなく打撲だけで済んだのは、正に奇蹟的だったようだ。
事故の翌日、身体中の痛みと、右半身が紫色になっていなければ、事故が起こったこと自体が、私にとっては信じられなかった。
私には、事故の時の記憶がない。事故直前に、信号待ちをしていたのは覚えているが、事故の瞬間は、6年経った今も思い出せない。
事故直後、私はどうやら三途の川をさ迷っていたらしい。
でも、警察や加害者、救急隊員には全く覚えていないのだが、
「大丈夫です!」
と、繰り返していたらしい。ただ、救急隊員に何を聞かれても、住所や名前を聞かれても、
「大丈夫です」
を連発していたようなので、救急隊員は、意識がないと判断していたよう。
三途の川で、守護に声をかけられ、意識を取り戻した時は、救急車の中だった。
私が「大丈夫です」以外の言葉を発し始めて、救急隊員さん達は初めてホッとしたということだった。
病院でMRIを撮り、脳には異常がないことが判明。入院を勧められたが、見えてしまう体質なので、御断りした。
そんなこんなで、同居人が連絡を受けて、病院に来てくれ、色々と手続きをしてくれた。
警察からの電話を、オレオレ詐欺だと勘違いし、恥ずかしい態度をとってしまったらしいが・・・。
次の日から、身体中が痛み、動くことが出来なくなった………そして、顔も含めて右半身が真紫色。落下の衝撃が原因だろう、顔の右半分の骨が変形してしまっていた。
完全に介護状態。たまたま同居人が夏休みだったので、付きっきりで介護をしてくれた。
当時の職場からも、2ヶ月という、超ロングな休みをもらい、無理をすることなく養生出来たおかげで、障害者にもならなかった。
6年前の事故現場に来て、あぁ………もうそんなに経ったのかと、感慨深かった。
2年前には脳梗塞になり、半身不随………が、リハビリで完全復活して………。
私は五回も死にかけ、三途の川まで行ったのに、有り難いことに、まだ生かされている。
そんなに………生かされる価値が、私にあるのか………今日、ふと、そんな思いが浮かぶ。
今、カーステの音楽が【進撃の巨人】のオープニングテーマになっているけれど、聞いているうちに、私は今の現世で、人間として、やってはいけないことをしてしまったことを思い出してしまった………。
やってしまった当時は小学2年生の時。
結果は幸いにして事なきを得たけれど、もし結果が最悪であったなら、私は今のこの幸せを享受することは出来なかっただろう!一生私は、負い目を感じて生きていかなければならなくなっていただろう。
事なきを得たこと………守護様方や神様方に、本当に感謝している。今はもちろん、もうそんなことをやろうだなんて思ってもいないけど、もし当時の出来事が、最悪の結末になっていたのなら、私は………現世において、事故と見せ掛けた殺人者になってしまうところだった………。
やはり、制御出来ない者は、力を持つものではない。
そんな私でも、まだ生かされている………存在故の自由を与えられている。
感謝しても、しきれないくらいだ。
今は大切な存在達もいる………だから今は、嵐を興すべきではないし、興す気もない。
【進撃の巨人】を聞きながら、そう、自分を意識し、自分自身に封印をする。
封印は、解除しない方が良い時もある………。
何より、今の生活、日常、幸せが、私には一番大切だから………。