スピリチュアルな夢物語② | 徒然なるままに……理の赴くままに……

徒然なるままに……理の赴くままに……

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これは、二日前ほどに見た夢。

虫が鳴いているから、秋の夜なのであろう。

私の寝室の外で、何者かの気配がする。
私はそれを放置し、眠ろうと目を閉じながら、気配を伺っていた。
明らかに敵意はない。
何かを思い詰めるように……ただ、立ちすくんでいた。

『もし……』

こんな夜半過ぎに……と思いながらも、返事をせずに、聞き耳を立てていると………

『もし……寝ていらっしゃるところを、申し訳ありませんが……』

女性の声だった。彼女は、私が起きているのを知っているのだろう。申し訳なさそうに……それでも声をかけてきた。

私は寝たままで……

「こんな夜半過ぎに夜這いですか?人にものを尋ねる時間ではないように思われますが……」
と尋ねた。
彼女はそのまま黙り込んでしまったが、動く気配がない。
気配が気になり、仕方ないので、話しを聞いてやることにした。どうせ、そのままでは眠れない。
私は起き上がり、単衣のまま、御簾を上げた。

「お話しだけでも、お伺いしましょうか?」

私がそういうと、彼女は顔を上げ、笑顔を見せた。まだ歳若い人だった。


彼女の話しでは、愛する人を呪い殺したい……ということだったが、私は彼女を止め、説教を始めた。
彼女は泣きながら……それでも、何とか納得してくれた。

『もっと早く、あなたさまと出会えれば良かった……』

彼女は涙を流しながらも、笑顔を見せてくれた。

「そうですね。生きている貴女と、お会いしたかったですね……彼は、理によって裁かれます。貴女が手を下さなくてもね(笑)だから、貴女の業を増やすことはありません。貴女は貴女自身の光をお行きなさい。時がくればまた、お目にかかれるでしょう」

彼女は頷いて、そっと目を閉じる。
私は静かに呪を唱え、彼女に光が見えるようにし、彼女を見送った……。
彼女が光となって消えていく様は、まるで季節外れの蛍の光のようにやわらかだった。
私はそのまま、虫の声の中に佇み、秋の夜空を見つめていた………

っという夢。過去世なのか、妄想なのかは微妙……(笑)�
夢を見て、夜中に目を覚ました私の耳に、季節外れの虫の声が聞こえた……偶然なのだろうか…………