みなさまこんばんは
*˙︶˙*)ノ"
華
です
私の地方では
もうすぐお盆を迎えます
そして
8月15日に迎えるのは
79回目
終戦記念日
今日は
少し視点を変えて
「戦争の犠牲となった犬達」
に ついて
触れてみたいと思いました
平和な日常も
ひとたび戦争となれば
過酷な運命に翻弄され
犠牲
となるのは動物達も同じです
<供出>
戦時中
物資の提供を国民に要請し
金物やら布やらを
「軍人」
に役立てる為の制度が出来ます
これにより
全国各地の犬や猫も
飼い主がいるにも関わらず
強制的に
供出の対象
として召し上げられます
能力により
訓練を受け戦場で活躍したり
また
極寒の戦地に居る
「兵士の防寒着」に
されたり
食糧難に喘ぐ兵士の
「お腹を満たす」為など
「勝利」
を勝ち取るためには
ありとあらゆる物を
手当り次第に犠牲にするのが
戦争
です
招集される犬達は
可愛がってくれた
飼い主の元から引き離され
適材適所の
処遇に振り分けられます
それは
飼い主としても
家族同様に暮らしてきた
愛犬を軍に引き渡すのですから
断腸の思いです
中には
軍に捕られる前に
愛犬を放ち
逃がしてしまった家族も
あったそうです
子供たちは
突然
自分の愛犬の招集を知り
嘆き悲しみ泣き暮れます
子供達に隠れ
自らも涙ながらに
愛犬を連れてゆくしか
無かった母親
その前夜には
沢山の好物を与え
愛犬のお腹を満たしました
当日招集場所に
愛犬を連れて行き
待ち構える軍に
愛犬を差し出すや否や
母親の目の前で
愛犬の
首はバッサリ切られ
息絶えたのでした
。。。。。。。。
毛皮や食料が不足した
戦場に
兵隊さん達がいる
その「お役に立つ為」だと
そう思わなければ
とても
受け止められない現状
だった事でしょう
家路に着く道すがら
子供達に
なんと言おうかと
頭を巡ったそうです
こんな
理不尽な悲しみに
今も昔もなんの変わりが
あるでしょう
また
何も解らずに
突然
軍へ連れて行かれた
愛犬の事を思うと
どれ程
不憫な思いだったことでしょう
供出された犬の
殆どは
飼い主のもとに
帰って来る事は有りませんでした
「戦争」
が生み出すものは
悲しみしか有りません
戦争は容赦なく
罪も無い
命を奪い尽くします
<軍用犬>
一般家庭の飼い犬まで
供出する事態になる前までは
主には
シェパード等の優秀な犬を
軍用犬
として活躍させていたようです
盛大な「出征祝い」の後に
軍に入隊させます