私は子供の頃からとても匂いに敏感で

分かりにくいはずの古くなった加工食品の匂いをかぎ分けては親に重宝がられ

自分も周囲も「鼻が良い」程度に思っていました。

 

けれど、自分のシックスセンスを自覚してから、この匂いは

本来分からないはずの匂いであることを知ります。

前回お伝えした「人の容姿」と同様に

私にしか匂わない、他者とは全く違う匂いがしてしまうことは

これって・・・・とても辛いものです!!

 

「美しい人」と同様に「良い香り」は稀です。ほぼ悪臭ばかり。

 

見たくないモノは目を塞げばが良いですが、「匂い」はそうはいきません。

その悪臭の凄まじさは心身ともに病んでくるレベルです。

 

現実の匂いなら、人間の体は慣れてくるものですが(まぁ度合いによりますが)

「霊臭」に慣れることはありません。

 

この霊臭は・・・人体・場所・物からも、あらゆるモノから発せられます。

 

ではどんな匂いかと申しますと・・・・

「人間」からは、一番多いのが腐敗臭。次に熟成された汚物(トイレ系)。

「場所」は・・・表現しにくいのですがおよそその場所にそぐわない異臭です。

森の中で極狭い場所だけ腐った磯の匂いが強烈にしてきた、など・・・。

「物」はもっと複雑で、一番厄介かもしれません。腐り系も多いですが

化学薬品と汚物系が混ざったような・・・ひと嗅ぎしただけで暫く

食事が出来なくなったことが多々ありました。そして匂いの記憶として

忘れられないのです・・・。最悪です~~。

 

若い頃は、この悪臭が「現実のモノ」か「霊臭」なのか区別がつかず

本当に困りました。(現実の人間か?幽霊か?の判断もそうですが)

現在はそこそこ判断が着くようになりました。

これも色々な経験を否応なく重ねてきた故ですね。

 

今はこれらの匂いがしたら「危険な合図」として認識しています。

あんなに不快でしかなかったモノが、危険回避のアイテムになりました。

出会った人物から悪臭がしたら二度と会わないようにしますし

場所ならすぐに脱兎のごとく逃げ帰ります。物はすぐ捨てます。

そして、出来るだけ早く神社さんにて汚れを払って参ります。

 

では、良い「霊香」の存在は・・・・?当然ございます!

たった1度強烈な体験をしました。

ある神社さんであまりの芳香さに、気絶しそうになりましたの~~。

寸でのところで踏ん張りましたが、

身を任せたらその場に倒れていたと思うくらい良い香りでした!

 

ここ数年は、電波を通しても感じられてしまい・・・戸惑います。

TVやブログを見てて「霊匂」を感じてしまいます。当然悪臭ばかりですが

今はかなり回避できるようになっています。(説明は難しいので省きます)

それでも「美しい人」からはそれはそれはウットリするような香りがします。

 

ある方のブログを開く度びに、優しい薔薇の香りがしてくるのです。

よくお花のお写真がUPされているので、その香りかな?と当初は思いましたが

これはその方「ご自身の香り」だと分かりました。「魂の香り」なのでしょう。

もしこの方にお会いできたとしたら、どんなに麗しい香りがするのでしょう??

この方は・・・前回のブログでお話した方です。

美しいのは外見だけでなく、薔薇の香りを纏う方だったのです。

このことに気が付いた時は感動してしまいました。

そして、特別なお役目を持って生まれた方なのかな?とも思いました。

 

今まで対面した人からは残念ながら「霊香」を感じたことはありません。

吐き気がするくらいの「霊臭」は、都心にいれば100%臭います。

それでも私は都会で生まれ育っているので免疫はあるようですし

体調を崩した場合の自分なりの「聖地」は見つけてあります。

 

霊感体質は大変な事ばかりです。理不尽なことも多々起こります。

それでも、シックスセンスを持った大変が99%であっても、残りの1%で

神社での体験や麗しい魂の香りを体験させて頂けたことは歓喜に震えますし

力がなければ視ることが出来ない神仏を感じられるからこそ、負の出来事に遭っても

挫けず頑張れるのだろう・・・と思います。