(うまくまとまらない感じがして下書き保存のままお蔵入りしてたのですが、貴重なお話だったのでアップします)




未来地図主催の丸山康彦さんの講演会に参加しました。



丸山さんの講演は、これまで何回か聴いていて、ゼミも受講しました。



その不登校•ひきこもりに対する考え方に、私は大きな影響を受けてきました。



『ひきこもりは生きざまである』という丸山さんの言葉は、私の土台となっているかもしれません。



 丸山さんの名著↓


不登校・ひきこもりが終わるとき: 体験者が当事者と家族に語る、理解と対応の道しるべ



不登校・ひきこもりが終わるとき

 



今回のお話の中で印象に残ったことや気になったことをいくつかまとめてみました。





心の回復は、エネルギーが溜まっていくこと


心の回復をグラフで表したものが、とても分かりやすかった。



アップダウンを繰り返しながら回復していくことは、エネルギーが溜まっていくことでもある。



ある程度回復したら、プラトー現象という停滞期のような時期もある。



息子はこれが長かった。(今もそうかもしれない爆笑)



親は、エネルギーが溜まるような対応、すなわち、エネルギーを削がないような対応が必要だ。



トライアンドエラーを繰り返しながら、我が子に合った対応を模索していきたい。





外的な世界を広げていく


ゲームやYouTubeの視聴ばかりしている子どもを心配する親御さんは多い。



でも、それは内面の世界(ゲー厶、映画、読書など)を広げながら外の世界を広めていくことであり、内面の世界があってこそ外の世界が広がっていく。



丸山さんがよく言われるひきこもりQOLは、生活の質を上げて豊かなものにしていくことだ。



「学校復帰や就職という縦の方向に上を目指するのではなく、横の世界を広げていってほしい」とのことだ。




支援を嫌がる


支援を頼るということは、就職や学校復帰を目指して、支援者がなんとかそこまで引き上げるということでもある。



それは、子どもにとって難行苦行を強いられることでもあり、親の思惑とも一致していても、子どもにとっては受け入れられないことも多い。



息子は様々な支援機関に行ってみたが、「自分のことを哀れんでるような対応が嫌だ」と言って、どれも拒否している。



まずは、安心できる居場所を保証できることが大事。





8対2の法則


『大丈夫と思えない自分はダメな親だ』と、自分を責めてしまうお母さんは多い。



私自身がそうだった。



『大丈夫と思わなければ!』と思えば思うほど苦しくなる



丸山さんは、「100%そう思えなくても当たり前です」と言われた。



ただ、大丈夫の割合がだんだんと増えていって、親が大丈夫8:不安心配2くらいになると、子どもの状態も良くなっていく。



100%を目指さなくても、自分の中の大丈夫を少しずつ増やしていけばいいのだと、私はほっとした。





発達特性のある場合


発達特性のある子どもの不登校対応は、定型発達の子どもに対するものとは異なり、一人ひとりに応じたものでなければならない。



ここがとても気になるというか大事だと思う。



正確な数値は分からないけど、不登校の中で半数以上が発達特性があるか、もしくはグレーゾーンだと言われている。



なのに世間では、定型発達の子に対する不登校対応の情報ばかりが溢れている。



もちろん、共通する部分もあるかとは思うが、もっと個々に応じた細やかな対応が必要だと常々思っている。



こうするべきという一律の対応で不登校をこじらせて2次障害を起こしてしまうことは、ぜひとも避けたい。



そこらへんの議論がもっとなされるべきだと、個人的には思っている。



 🌸🌸🌸🌸🌸



丸山さんは、不登校、ひきこもりの経験者でもあるので、当事者の視点からの理論的なお話は、分かりやすく、希望が持てるものです。



息子の心の内を理解する上での大きなヒントと、自分へのさらなるエールをいただいた気持ちです。



貴重なお話を聴く機会を与えてくださった未来地図さん、そして丸山さんに感謝します🙇🏻