「そういえば、もうすぐ僕の誕生日なんだよね、、、」息子がつぶやいた。



「えっ!そうだったねガーン」



実家に帰ったりしてバタバタしてて、すっかり忘れてしまっていた。



「特別なことはしなくていいよ」と息子は言うけれど



「いやいや、そんな」と、あわててケーキを注文したお祝いケーキ



さて、ごちそうはどうしようか?



毎年、ライスコロッケをリクエストされて作っていたけど、めんどくさくなってきた。



お寿司?うなぎ?、、、そうだ!イタリアン🇮🇹だ!



なぜか閃いて『イタリアン弁当』を頼むことにした。



20年以上前に夫と行ったことのあるイタリアンレストランのもので、味はお墨付きだ。





当日、弁当を受け取りに行くと、「ランチョンマットの替わりに敷いてください。外国気分を少しでも味わってくださいね」と



イタリアの風景の描かれたかわいい紙の敷物を3人分くれた。






箸やお手拭きだけでなく、紙エプロンまでついている。



さらに、シェフのお手紙やお品書きまで入っていたびっくり





そのお品書きを見ながら



「ポレンタってこれかな?」


「あの牧場のチーズだね」


「タコがめっちゃ柔らかい」


「ブリンが美味しい」



などと、珍しい料理を味わいながらの楽しいひと時だった。



夫は「値段以上に美味しかった。満足」と言っていたし



息子は、あっという間にペロリときれいに食べていた。



地元で捕れた魚、地元の農家さんが作った野菜、地元の牧場で作ったチーズ、、、



シェフのこだわりが詰まったステキなお弁当だった。








息子に(あわてて)用意した誕生日プレゼントの(ユニクロの)トレーナーを渡すと



「こういう普段着るものが一番嬉しいよ」とか



買ってきた赤ワインに



「お酒の苦手な僕でも飲めるような甘口を用意してくれたんだね」などと、息子の何気ない言葉に



時々行き違いはあって、私にひどいことを言うこともあるけれど、少しずつ大人になっているんだなぁと感じた。





それにしても以前は、『学校に行けてないんだからせめて誕生日くらい盛り上げて楽しい日にしなければ』と、前もってあれこれ準備して、妙に肩に力が入っていた私だった。



息子の誕生日を忘れるなんて、ボケが進んでいるのか、緩んできたのか?



でも、それくらいがちょうどいいのかもしれない。



次の私の誕生日も『イタリアン弁当』にしようかなと思っている照れ