このことは、書こうかどうしようかと迷いましたが



自分の気持ちを整理するだけではなく、実態を知ってもらいたいという想いから書き留めておくことにしました。





先日、『日本ギフテッド・2E学会』に参加してきました。



保護者としてですが、申し込めば誰でも参加できます。



息子は10歳の頃から何度か(医師も含めた)専門家からギフテッドではないかと言われました。



中には、逆に「そんなのギフテッドではない!」と激怒された方もいましたが、、、ネガティブ



ギフテッドは診断名ではないので、医師もはっきりとは言いません。



息子は、いちおうの目安ではある知能指数はあるものの、特異な才能というのがどうも私にはよくわからず



発達特性もあるので、2E(ギフテッド➕️神経発達症)ではないかと勝手に解釈していました。



2次障害と思われる不登校や鬱状態が発生して、その後もひきこもっていた状態だったため



ギフテッドだの2Eだのと言うよりも、とにかく生きてほしい、心と体が元気であってほしいという願いの方が強くありました。



ギフテッドの中には、学校に居場所がなくて自信を失い、社会に出れなくなっている人も多くいます。



自死率も高いと聞いたことがあります。



10年以上前は、学校をはじめとして、周囲に理解してもらうことが難しく



かえって、「自慢しているのか!」とか「なんでみんなと同じようにできないのか」「わかまま、甘やかしではないのか」と、反感を買うことがありました。



中学の校長にも「こんな子は見たことがありません」と言われました。



見たことはなくても息子は実際に存在しているのに、、、と、悲しくなりました。



今でもそうですが、なかなかギフテッドのことを誰にでも気楽に話せる環境ではありませんでした。



学校には息子の居場所はなく、しだいに親も子も孤立していきました。



今回は、第1回の学会が県内で開催されたので、日本での現状を知りたいと参加してみました。





会の中では、日本でのギフテッド研究はまだまだこれからだと話されていましたが、息子が子どもの頃よりも明らかに研究は進んでおり、認識も変わってきていると感じました。



かつては、その特異な才能をどう活かしていくのか、伸ばしていくのかということが注目されていたように思いますが



この度聞いた話や会場で購入した『ギフテッド応援ブック』によると、生きづらさとその支援に目が向けられていました。



ギフテッドの生きづらさとは


・学校という同年齢の集団でみんなが同一内容の教材で同じ進度で、わかりきったことを繰り返しやることが辛い、やりたいことができない


・話の合う仲間がいないので、孤立しがち


・知的能力の発達だけが早く、他の能力との開きが出てくる非同期発達があり、情緒面で同年齢の子より幼さが見られることもある


・過度激動 (精神的運動性、感覚性、想像性、知性、情動性)があるため、多くの人が自然に受け入れられる物事に過剰に反応してしまい、集団生活の中で苦しい



「ふつう」の枠内に収まらない強い個性は、自分の何かが悪いのだと思い込み、自尊感情が低下しがちで、「ふつう」であることを求められる環境に強いストレスを感じる

それが、登校しぶり、不登校、大人への反抗的態度などとして表れる



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学校教育では、教師が複数の指導プランを持って、その子その子の理解度や進度にあった内容を提供てきることや



集団で学ぶ場面や個別の場面と柔軟に形態を変化させることで、ギフテッドの子どもも一緒に学べる場を提案されていました。



個に応じた支援が必要な子ども達なのです。





保護者対象のワークショップでは、数人のグループで話をしました。



そこで、息子とほぼほぼ同じタイプのお子さんを持つひとりのお母さんに出会いました。



話されることほとんどが息子のこれまでの様子と重なり、通じ合える方と出会えたと感じました。



もちろん、個々に特徴は異なりますが、お子さんが過度に繊細で、異質扱いされてきた方ばかりだと推察できて



全国から集ったお母さん達のこれまでの凄絶な苦労が手に取るように分かりました。



遠慮なく息子のことを話せる場で、不謹慎かもしれませんが私は楽しいと感じていました。



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最後の講演会の場で質問された方が「ギフテッドだと言うと、『知能が高いことを自慢しているのか』と思われるので言えません」と話されたことには胸が痛みました。



そのことを隠して生きるのではなく、周りから理解され認められる社会になってほしいと思います。



ギフテッドの定義を含めて、まだまだこれから解明され、知見をもとに提案されてくることもあるでしょう。



息子はすでに成人していますが、生きづらさは変わりません。



ひきこもりや神経発達症と2Eへの対応は異なるのか、私にはまだよくわかりません。



息子の「強み」を活かすにはどうすればよいのか、もっと学んでみたいと思います。



ギフテッド・2Eでも神経発達症でも不登校でもひきこもりでも、少数派が生きやすい社会を願うばかりです。






おすすめ本↓

 

マンガ&イラスト解説 ギフテッド応援ブック ~生きづらさを「らしさ」に変える本~

 



親の会もあります↓

https://www.gifted-ouentai.com/