ウエマツソウ他(9日)
話の始まりは私が白い小さな「ヒナノシャクジョウ」を数年前に見たことに始まる、ブログに載せると名前はすぐに分かり、「ホンゴウソウ」が近くに有るはずだとの意見が何人かから寄せられた。ある人から三田市の湿地帯を案内されたが見る事が出来ず殆ど諦めていたあのだが、「セトウチホトトギス」を介して知り合ったNさんに去年連れて行ってもらった場所には紫の生物が沢山見られた。私は「ホンゴウソウ」と思って居たのですが、植物・きのこに造詣の深いNさんは「よく調べるとウエマツソウのようだ」と「ホンゴウソウ」との違いを説明してくれた。
今年もウエマツソウの自生地へ案内して貰った、結果的には私の視力がいかに低下しているかの証明になってしまったようです。
ウエマツソウの説明です、ネットからの引用です。
[[林床の下の落葉の間にはえる腐生の多年草。茎の高さ6~10cmで、ほとんど分枝しない。葉は鱗片状で長さ約3mm。花期は7~9月。総状花序は長さ1~4cmで、上部に雄花、下部に雌花を付ける。花被は紫紅色で深く6裂する。果実は径約2mmの球形の集合花となる。ホンゴウソウに似ているが、花序は小花柄が短く、穂状で分枝しない。]]
[[近畿レッドデータブックカテゴリー・絶滅危惧種A]]になってます。
Nさんに生えてる場所を教えて貰っても良く分からず、目印に小枝や小石を置いて貰ってようやく撮ることが出来ました。
右下の被写体を撮ったのですがPCに取り込んでみると、全部で3本ものウエマツソウが写り込んでいました(トリミングしてます)
すぐ近くにヒナノシャクジョウも芽を出し始めていたそうです、私には見えないだろうから写真は撮りませんでした。
今度はきのこです。名前はNさんから聞いたのですが、耳も記憶力も衰えた私には記憶に残っていませんでしたが、一夜明けて適当な言葉を入れて検索の結果、それらしき名前が分かりました「シロキツネノサカズキ」、但し「モドキ」も有るそうで同定には胞子の検鏡が必要とのことです。
足場の悪い場所で手持ちで撮ったのですが、意外にも綺麗に撮る事が出来ました、珍しい種類だそうです、次回に機会があれば三脚を使って撮りたいですね。
Nさんから名前の間違いを指摘されましたので訂正しました、また「モドキ」との違いは個体の大きさとか発生時期も違うとのことです。
北から南へ数カ所回りましたが、雨の量が少ないですね、意外にも乾燥していました、今年のきのこも期待できないのでは?