幼い蕾が 色付く頃 その気配に唯だ怯え
膨らむ果実を 抱えては 破れ出る時を思う

柘榴は滴る 時を迎えて 少女の淡い胸を焦がす
春は訪れ 白の時代に 別れを告げ始める

容赦ない、容赦ない、熟れた季節は
無邪気なだけの 私を葬り
やがては 迎える 柘榴の春を 
綺麗なだけじゃないと教えて・・・

7thもsus4も知らないで 素朴な歌を歌ってた
テンションノートを生意気に 隣の子 口ずさむ

まつ毛を伸ばして 黄昏気取る そんな振りを 斜めに見て
原色抑えた 色遣いは 咎められる羽根の様

嘘吐き 飾って 悟られる様 人形になりきった 私の造詣
貴方が触って 吹き返す息は 私のそのもの じゃないなら・・・

少女は死を迎えそして乙女になる
乙女は永遠の夢を抱くのに・・・

容赦ない、容赦ない、熟れた季節は
無邪気なだけの 君を抱いて
容赦ない、容赦ない、君は可愛い
そこまで香るよああ金木犀が・・・

どうして、どうして、幼い記憶
どうして、どうして、少女は居ない・・・

容赦ない 僕に 訪れた季節
容赦ない 君の柘榴は滴り・・・