御存知の方も多いと思いますが、これは今年の芥川賞を受賞された田中慎弥氏(「もらっといてやる」発言でも有名ですね)が文藝春秋三月特別号でのインタビューでの言葉です

氏はこの一見馬鹿げた思念を片手に、源氏物語を5回通読したそうです

何故そんな事をしたのか…と疑問に思う人が大多数でしょう

実際氏も、このチャレンジについては「今となっては、だから何になるのだ…という感じですね(笑)」と弁解しています

しかし僕は、これをやり通した精神や行動が、今現在の田中慎弥氏を支える大きなものになっていることを信じて疑いません

人間無意味だと分かっていることならば、どんなに若くてもやり通す事など出来ません

逆に自分を騙し騙しやり通せたとしても、(それが一般的に非常識と思われている事なら尚更)今現在無意味だと思っていることを他人に話すことなど出来ません

自分はかつて、無意識と第六感の存在について学んだ事があります

「直感に従って生きる」ということ

「馬鹿げた事を真剣にやる」ということ

今や資本主義の手先に成り下がったマスゴミの作り上げた「常識」なんぞに構っている場合ではありません

「東大生もやらない無茶苦茶」の中に、しばし飛び込んできます