こんにちは、マロウです。

 

数ある中からご訪問いただきありがとうございます。

 

これまで、

①、②と発覚当初のことを書いてきました。


今までは振り返って

メモしていたノートを見ると

フラッシュバックして

泣き出したり

モヤモヤしたり

怒りと悲しみの感情が忙しく入り混じり

収るまで大変でしたが


今は不思議と冷静に客観的に見ることができて

心落ち着いて書いている自分がいます。




 

当時、出口の見えないトンネルにいて

例えようのないくらい

心にポッカリ大きな穴が空き

毎日泣いてばかりいて

明るい未来が見えなかった私に

元気でいるよ、大丈夫と伝えてあげたいです。

 

だから今まさに

何も考えられず思考停止して

毎日心くるしくて涙が流れてしまう方が

いらっしゃったらどうか

少しだけでもいいから

希望を持って

少しの間だけ辛抱です。

時間が一番のお薬になります。


私が3年過ごしてきて

結局は時間が一番のお薬なんだということが

わかってきました。


 

泣きたいときにはたくさん泣いてください。

我慢は体に毒なのだそうです。

涙が悲しみを少しずつ流してくれるから。

 

私は涙が枯れるほどたくさん泣きました。

子供の前でも泣きました。

 

心配してくれる子供に、

 

「お母さんも人間だから涙が出るんだよ。

びっくりさせちゃってごめんね、

泣きたい気持ちだから泣かせてね。」

 

って正直に伝えて

目の前で声をあげて

たくさん泣かせてもらいました

 

弱いところも見せて

抱きしめてもらいます


そして

元気でたよ、ありがとうニコニコ

と伝えてぎゅーっと抱きしめます









子供は、知らないうちに心も強くなっていきます。

親の弱い面も勇気を出してさらけ出すと

逞しくなるんですよね

 

涙の数だけ強くなれるよって

岡本真夜さんの歌の歌詞にあるんだよと伝え

わんわん泣いた後に一緒に歌ったりもします

 

そうすると心が軽くなってきて元気になります

 

少しずつで良いんです

立ち止まっても良いんです

後ろ見ても良いんです


いつか大きくジャンプするために

今は少しだけ

しゃがんでいるんですよねニコニコ






前置き失礼しました真顔

 

 

 

 

それでは、前回の続きをお話ししますね。




 

夫は渋々スマホを取ってきた。


相手に電話をかけさせた。

スピーカーにして会話の内容を聞こえるようにし

そばで耳を澄ましていた。

 

相手「はい」

 

夫「家まで来たのか?」

 

相手「家には行ってませんけど」

 

夫「いや、来ただろ」

 

相手「昨日のことやったっていうよ」

 

夫「やってねーよ、人の家庭壊すんじゃねーよ」

 

と、夫が怒鳴り散らしたら電話が切れた。

 

 

これは完全に黒。

 



真っ黒。

 



私の頭の中は一瞬で

真っ白になっていた。

 

 

そこから私は聞くのも怖かったけれど

覚悟を決めた。

 

ここから聞く内容は夢じゃなく

現実なんだ

落ち着け!

冷静になれ!と

自分に言い聞かす。

 

何が何だか分からないまま

混乱状態のまま

震えた声になりながらも気丈に

大きな声でゆっくりと淡々に問いただした。

 

 

マロウ「どこの誰なの?電話の相手の人は?」

 

 

夫「いや、言えない」

目も合わせず小さい声だった。

 

マロウ「警察に連絡するから」

 

夫「警察になんて言ったら左遷とか会社にも分かって

  大変なことになるから言わないで」

 

マロウ「なんで?だって家にまで来て怖いもん。

    とにかくどこの誰?」

 

夫「警察に言わないって約束して」

 

マロウ「わかった」

 

夫「取引先の○○会社のAさん。」

 

マロウ「年は?」

 

夫「確か28歳」

 

マロウ「んじゃ全部話して。」

 

そこから耳を疑い

信じたくない現実を突きつけられた。

 

 

コロナ禍前のマロウが妊娠中に知り合った。

ランチに2人で頻繁に行っていた。

親密になったのは1年半くらい。

最初は素敵ですねと言われて、

だんだん好きとか結婚してとか言われた。

 

家族のことをちゃんと見ていなかった。

このままじゃいけないと思って

昨日、相手に

「もう会わないほうが良いから終わりにしよう」と

伝えた。

そしたら胸ぐらをつかまれて

気が狂ったように振り回されて大激怒された。

メガネが落ちて、ヒールの足で蹴られた。

 

妻に目の前で電話して言え!

妻とは離婚します。

妻のことは何とも思っていません。と言え!

 

Aさんにそう言われ、

私ではなく知り合いのOさんに

妻役を急遽お願いして電話をかけて

妻とは離婚します、なんとも思っていません

とAの前で言った。

 

電話の後、Aからボイスレコーダーで

口外しない約束します

という内容を録音され

口外しない約束をしてきた。

 

 

 



 

もう頭が真っ白。


しばらく声が出なかった。

 

怒りの感情が一気に高まり

子供の前ということを忘れて

夫の胸ぐらをつかみ

何やってんの!!って叫んだ。

 

胸ぐらをつかんだまま

振り回し

夫のTシャツが破れた



何度も

何やってんのよ!! 何やってんのよ!!

って

気が狂ったように叫びまくった


怒りと悲しみに押しつぶされそうになりながら

何度も叫びまくった


自然と涙も流れてきた


リビングに飾ってあった

家族写真をつかんで投げようとしたり

かなり取り乱していた



 

が、




上の娘がママ大丈夫? やめて!!

びっくりした顔で抑えにくる。


子供の前だったということにハッと気づき

我に返って急いで冷静を装った


夕ご飯を食べていないことに気づいた


続き間になっている子供部屋で遊んでいた

子供たち


そうだった

すっかり忘れていた


平静を装い

いつものママに戻って


ご飯食べるー?

あら!もうこんな時間!

なんか遅くなっちゃってごめんね!

パパと話してたら遅くなっちゃったあんぐり


って明るく繕って聞いた。



遅かった。



上の娘はただ事じゃないことを察知していた。



お風呂へ入れて

寝かせてくるねと言い

一旦怒りを堪えて

お風呂へ向かった。




続く。。。