今回は、初めて将棋大会に参加する人(親子)向けに、お勧めの将棋大会を考えてみたいと思います。


将棋大会には、以下のようなものがあるかと思います。(他にも探せば、いろいろな形の大会はあるかもしれませんが、参考にして下さい)


①地域の将棋大会(初心者や級位者限定の大会などあります)


これは、情報が限定的な事が多いので、基本的には地域の将棋センターや公民館などのポスターでチェックしたり、「小学生   将棋    大会   ◯◯県」などと検索をかけてチェックする方法があるかと思います。  


②地域のテーブルマーク大会


これは、決まった時期に毎年行われる大会で、プロ棋戦の前に子ども大会が行われます。


地区によって、人数は違いますが、100名以上が参加する大規模の大会です。

 

この大会は、低学年(1年生~3年生)と、高学年(4年生~6年生)に分かれています。予選は基本的に3連勝すると決勝トーナメント進出となります。低学年であれば、有段者であれば決勝トーナメント進出できる可能性が高いかと思います。  


高学年は、予選でも研修会同士の対局があったりする場合もあるので、運も大きく影響するかと思います。


何といっても、決勝トーナメントで勝ち進んで決勝まで行くと、みんなの前で袴を着て対局を行うので本人はもちろんですが、親もテンションが上がるのは間違いないです☺️


大会に沢山出たい人向けですが、この大会は、決勝トーナメントの準決勝(3位)まで勝ち進まない場合は、他の地域のテーブルマーク大会に参加することが出きるので、旅行気分で遠征も楽しいです✨(我が家も何度か遠征しております)


また、予選で負けても、自由対局があり、勝つと将棋駒の消しゴムがもらえるので楽しむ事ができます。(自由対局からの参加もできるようです)


③倉敷王将戦


これは、各都道府県の低学年と高学年の代表を思い出した決めて、8月に岡山県の倉敷市に集まって全国大会を行います。 

 

東京都や大阪府、また岡山県に近い地域は代表枠が2枠あったりもします。


低学年の優勝者には、今の名人藤井聡太さんがいるなど、プロ棋士への登竜門となっています。高学年の優勝者は奨励会の一次試験が免除になるなど、大きなメリットがある大会です。


地域によっては、代表戦以外にも交流戦などもあるので、自分の住んでいる県での実力を図るにはもっとも良い大会の一つだと思います。


④公文杯小学生将棋名人戦


これは、各都道府県から代表を1人選出(東京都のみ2名)して、東日本と西日本に分かれて(次年度以降はもしかしたら未定です)上位の2名が決勝大会に進出する小学生の将棋大会で一番規模の大きな大会です。  


歴代大会の優勝者にプロ棋士も多く、羽生先生や渡辺明先生など名人のタイトルを取った人も多いです。


この大会の特徴として、各地区の上位2名に入れば決勝大会に向けてNHKで特集が入るなど知名度が抜群です。


地域によっては、代表を決めるクラス以外にもB級やC級など初めての人でも参加しやすいようにしている都道府県もありますので、お住まいの大会をチェックしてみては都道府県思います。 


大会のレベル的には、基本的には①~④だとは思います。


是非大会に参加する際の参考として頂けると幸いです。