優子side
あいつは最近仕事ばっかりしてる。
あいつとは、総監督やってる奴。
いろんな人が卒業して、あいつの仕事は
どんどん増える一方。
仕事しすぎだよ、たかみな。
今日は久しぶりにAKBの仕事。
新曲のMVの撮影らしい。
正規メンバーとの仕事だから、
たかみなにも会える。
最近会ってなかったから、凄く会いたい!!
その気持ちが勝って、早足で楽屋へと
向かった。
もしかしたら、たかみなもいるんじゃないかと思って…
「おはよ~」
皆揃ってるかもしれないと思って、大きい声で言った。
「あ、おはよ」
案の定、楽屋にいたのはたかみな1人だった
やっぱり、こいつが一番早かったか
「早いね~、たかみな」
「いや、優子だって早いやん」
「楽しみで、早く来ちゃった!」
たかみなと会うのが。
「まぁ、久しぶりだからな」
違うっつーの。
…しょうがないか。
「そうなんだよね~。
ってか、たかみな疲れてない?」
「ふぇ!?」
「なに?その変な声w」
「いや、そんな事聞かれたらさ…」
「疲れてるでしょ」
ちょっと真面目な顔で言ってみた。
そしたら…
「…疲れてる訳ないやん」
「じゃあ、その間はなに?」
「それは…」
「こーゆーときぐらい甘えろよ!!」
「急になんや!」
「あのなぁ、心配なんだよ!
もう倒れそうなくらいやばく見えんの!!」
「べ、別にそんな忙しくないわ!」
「やせ我慢もいい加減にしろ!!
みえみえなんだよ!!ムリしてんのが!」
「無理なんか…」
「してるっつーの!
わかりやすいんだよ!隠しても無駄だから」
「な、なんでそんなキレてんねん!」
「心配なんだよ…」
「へ?」
「たかみなが倒れたら、どうなんのかわかんないんだよ。それぐらい、心配なの。」
「優子…」
「とりあえず、言いたいことはそれだけ」
「あ、ありがとう?」
「なんでお礼?」
「いや、私の為を想って言ってくれたんでしょ?なら、お礼かなって。」
「お礼なんかして欲しくない。」
「じゃあ、どうすれば…」
「だーかーらー、甘えろって」
「だって、そしたら優子に迷惑が…」
「あのね、迷惑とか気にしなくていいから。
私がそうして欲しいの。これならいい?」
「…わかった。努力する」
「じゃあ、大島さんは楽しみにしてるよw」
「楽しみの意味がわかんない」
「まぁ、いいから。
今日も仕事がんばろ~ぅ!!」
ガチャ。
「「「おはよーこざいます!」」」
「「おはよー!!」」
それから、どんどんメンバーが来て
たかみなと2人でしゃべることはなかった。
けど、ほんとに楽しみだから!
無理して頑張ってるとこも含めて、
大好きだぞ、たかみな!!!