キミはママ 12 | 青いたんぽぽ

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しょーさんって、ホントに綺麗よね( ´艸`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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空を足の間に座らせて、パソコンの画面に並んでる子供用の浴衣を見る

 

「いろいろあるね」

 

キッチンで、俺の買ってきたロールケーキを切っているキミに言えば

 

「そうなんだよ。いろいろありすぎてさ。前に買った甚平でもいいのに、空は浴衣着たいって」

 

そう言いながら切り終えたケーキを皿に乗せて、テーブルに置く

一緒に持ってきた紅茶のカップも置いて、俺の隣に座る

 

「ありがとうね」

「ん?」

「ケーキ」

 

キミは可愛い顔でそう言うから、またキスをしたくなったけど、空の目を気にして止めた

 

「しょーちゃんと空の可愛い顔を見れるからね」

「それ、食いしん坊ってこと?」

「違うよ」

「まぁ、間違っては無いけどね」

 

キミは、やっぱり可愛い顔して笑いながら大きめにフォークでケーキを切って口の中に入れた

 

 

「でさ」

「ん?」

「空に浴衣なんて、何かあるの?」

 

地域のお祭りには早いし、毎年恒例の花火大会にも早い

気になって聞けば

 

「あおばえんでおまつりがあるの!」

 

俺の足の間から、俺を見上げて空が笑顔で言った

 

「お祭り?」

「そう!」

「今度ね、青葉園で夕涼み会で花火をするんだって」

「そうなんだ。それで浴衣」

「うん。だからね、空が着たいっていうなら買ってあげようかなって」

「それって、大人も着るの?」

「ああ、どうだろ?着てもいいんじゃない?」

 

ふーん…そうか

だったら、キミも着ればいいのに

すごく、似合うから

 

 

……浴衣でえっちもいいなぁ

 

 

 

「相葉くん……鼻の下伸びてる」

 

キミは、俺の考えてるのが分かったのか、じとっとした目をして俺を見る

 

「え!?あっ!別に何も想像してないし!」

「相葉くんさ。わかりやすいんだって」

「ぱぱ?」

「ちっ違うからね!」

「何が?」

「しょーちゃんは浴衣似合うなぁって!」

「もぉ…」

 

キミは、呆れた顔して空を俺から離すと

 

「空、こういう人に気をつけなさい」

「こういう人って…酷いよー」

「ぱぱは、かっこいいよ?」

「空ぅ!!」

 

 

「ひーくんもね、かけにゆかたがにあうよっていってくれたの」