日曜日の午後 30 | 青いたんぽぽ

青いたんぽぽ

ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←

 

 

 

何したんだ、オレっ

 

いや…

 

何されたんだ、オレっ

 

 

 

目を覚ましたら、ソファにいたはずのオレはベットにいて

 

隣に人の気配…

 

相葉くんが隣にいて

 

 

「目が覚めましたか?」

 

 

なんてニコニコしながら、オレを抱きしめる

 

一気にさっき…たぶん、数時間前の記憶がぶわっと甦り、ベットから抜け出したいけど抱きしめられてるから、それも出来ない

 

 

「おっ…おお」

 

変に声が上ずりながら返事をすれば、相葉くんは

 

 

「可愛かった…いや、すげー綺麗でしたよ、櫻井さん」

 

 

なんて、イケメンな顔をさらにイケメンにしてオレにキスをする

 

もう、オレはどんな顔したらいいの?!

 

 

ほぼされるがまま

 

相葉くんにしてもらって、意識まで飛ばしてここまで運んでもらって

 

申し訳ないというかなんていうか…

 

 

でも、相葉くんにキスをしてもらうのは……

 

すごく気持ち良くて

 

 

思わず相葉くんの首に手を回す

 

 

「ふふふ。誘ってますか?」

 

 

そう言われて、我に返って回していた手を離し

 

 

「べっ別に誘ってねぇ!」

 

 

慌てて離れようとするけど、しっかりと抱きしめられて身動きが取れません…

 

 

「ホントはね、最後までしちゃおうかと思ったんですけどね。さすがに、櫻井さんに俺のこと好きになってもらってからにしようと思って取っといたんですよ」

 

 

 

…おいおい待て

 

なんだ、その『取っといたんですよ』は!

 

 

「でも、しとけば良かったかな」

 

「はぁ?!」

 

「櫻井さん、すごく気持ち良さそうだったし」




…それに関しては何も反論できません





「だから、俺のこと好きになってください」