あもーれ 38 | 青いたんぽぽ

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腐なので、ご注意ください(笑)

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ごめん


 


 


なんて謝ってるくせに、息が出来ないほどのキスを相葉くんがしてくる


 


 


「…んっんん」


 


 


抵抗しようとしても、ぜんぜん身体に力なんて入らなくて


 


 


「しょーちゃん、可愛いよ」


 


 


なんて男の顔をした相葉くんが角度を変え、深く深くキスをしてきて


 


もうこのまま相葉くんと……


 


 


なんて思ったんだけど


 


 


「…あ…相葉くん」


 


「何?」


 


「ちょ…ちょっと待って」


 


「しょーちゃん?」


 


 


服の中に入れようとしている相葉くんの手を掴む


 


 


「あのね」


 


「大丈夫、最後まではしないから」


 


 


相葉くんはオレの額に唇を落として、掴んでる手をすっとオレの手から離すとズボンの上から分かり切ってるオレのオレに触れる


 


 


「あっ」


 


「しょーちゃんも苦しいでしょ?」


 


「そ…そうじゃなくて」


 


 


相葉くんから逃げようと足を閉じようとするんだけど、いつの間にかオレの足の間に相葉くんの足が入ってて閉じられない


 


 


こいつ、こんなテクニック持ってんの?!


 


 


「楽にしてあげるから」


 


「だ…から…んっ」


 


 


オレの形に添わせながら、ゆっくりと手を動かす


 


 


「だ…め…だって」


 


「ダメじゃないよ」


 


 


相葉くんが器用にオレのズボンを下ろそうとするから、なけなしの力を振り絞って相葉くんの手を掴んだ


 


 


「一緒にする?」


 


「そうじゃない」


 


「しょーちゃん?」


 


「今日は、ダメ」


 


「え?」


 


「母さんが帰ってくるから」


 


 


そう言うと、やっと相葉くんは分かってくれた


 


 


「ごめん」


 


「謝らないで。母さんが帰って来ないって分かってればオレも同じだから」


 


 


落ち込んでる相葉くんの頬に手を当てて微笑む


 


 


「ああ。うちのかあちゃんがおばさんを泊まりに誘ってくれればいいのに」


 


 


そう言いながら、相葉くんはオレをぎゅっと抱きしめる


 


オレは笑いながら、相葉くんの背中に腕を回した


 


 


「それは無理だろ」


 


「だよね…ねぇ、しょーちゃん」


 


「ん?」


 


「今、聞いていい?」


 


「何?」


 


 


「今日、なんで俺から逃げてたの?」


 


 


…今、聞くか?


 


 


「俺、やっぱ、何かした?」


 


 


心配そうにオレの顔を見るから、今さら恥ずかしがっても仕方ない


 


 


「引くなよ?」


 


「何?」


 


 


オレはふぅって息を吐いて


 


 


「昨日ね、自主学習というか…その…相葉くんとこういうことになったときね、一応準備した方がいいかなって」


 


「え?何の準備?もしかして、何か用意しようと思ってたの?」


 


「そ…そうじゃなくて…その…身体というか…相葉くんを受け入れるなら、一応…な…慣らしておいたほうが…」


 


「まさか、しょーちゃん。自分で?」


 


「当たり前だろ!誰が他のやつとそんな…って、おいっ」


 


 


相葉くんはオレを抱きしめる力を一層強くして


 


 


「しょーちゃん!」


 


「はい!」


 


「なんで、今言うかなぁ」


 


「は?」


 


「それ聞いて、俺に我慢しろって酷くない?」


 


「え?」


 


「準備出来てんじゃん…」


 


「出来てるって…」


 


「もぉーーーーーーしょーちゃんのバカ」


 


「何?!」


 


「ホントにこれで今日は我慢する!今度は我慢しないからね!」


 


 


相葉くんはそうオレに宣言して、ものすごく深いキスをした