キミはママ? 7 | 青いたんぽぽ

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ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←

 
 
 
 
 
なんどでも言おう
 
しょーさんは可愛い(>ω<〃)~♡←
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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「あれ、帰るの?」
 
無事に収録もおわり、空に愚図られることなく、キミも俺も一安心
これも、メンバーやスタッフのおかげ
もの凄く感謝!
 
で、楽屋に戻れば、キミは空を抱っこしながら帰り支度をしていた
確かこの後、大野さんと取材が入っていたはず
 
「うん。今日は、帰るよ」
「でも」
「松潤と代わってもらった」
「え?」
「今日は、空が頑張ってくれたから、智くんがね帰っていいって。松潤も代わってくれるって言ってくれたから」
「そうなんだ。なんか、空、めちゃめちゃみんなに可愛がられてんね」
「うん。ありがたいことだよ」
 
キミは優しく笑って、空の頭を撫でる
もう、キミは空のママなんだね
なんかすごく幸せに気分になって、俺まで笑顔になる
 
「じゃ、これ」
 
俺は、バックから部屋の鍵をキミに渡す
 
「え?」
 
キミは不思議そうに俺の顔を見た
 
「え?何?」
「なんで、相葉くんの部屋の鍵をオレに渡すの?」
「だって、帰るんでしょ?」
「そうだけど」
「しょーちゃん、どこに帰ろうとしてんの?」
「は?自分の部屋だよ」
「ええええ?!なんで?!」
「なんで?って。空を連れて相葉くんのとこに行けないでしょ」
「しょーちゃん、空のパパは誰よ?」
「え…まぁ…一応、相葉くん?」
「なんで、疑問形なの…俺は、空のパパだよ。だったら、うちに帰るのが普通でしょ」
「でも…」
「もぉー、空を一人で育てようなんて思わないでね。子供を育てるのってすごく大変なことなんだよ」
「相葉くん、育てたことあるの?」
「無いよ!けどさ、弟が子供が出来て、すげー大変なの知ってるから。1人でなんでもしようとするのは、しょーちゃんの悪い癖なんだからね。俺のこと、頼ってよ」
 
俺は二人に近づき、ぎゅっと抱きしめる
 
「2人で育てよ。出来ないこともいっぱいあるかもしれないけど。みんなに助けてもらうこともいっぱいあるけど、俺は、しょーちゃんと空を育てたい。ダメ?」
 
そう言って、キミを見つめれば
キミは顔を少し紅くして
 
「相葉くんのそういうとこ、嫌いじゃない」
「嫌いじゃないって。素直に言ってよ」
「ヤダ」
「空、ママは素直じゃないですね」
「あー」
「もぉ、空まで」
「しょーちゃん」
 
俺は真っ直ぐキミの顔を見る
キミは、ちょっと不機嫌そうな顔をして
でも
 
「好きだよ」
 
そう言って、一層顔を紅くした
 
「可愛い」
「可愛くない」
 
顔の紅さを見られたくないのか、俺から顔背けるけど
そんなことしても、可愛いだけなのにね
俺は、空の頭にキスをして
キミの唇にキスをする
 
「可愛いママだね」
「あー」
「2人ともうるさい」
「じゃ、先に帰ってて。俺、ラジオの収録して帰るから」
「うん」
「で、明日、しょーちゃん夕方からでしょ」
「うん」
「俺もさ、夕方からだから。一緒に空の物買おうよ」
「え?」
「まだ、いるのあるでしょ。ほら、俺らがみれない時間もあるしさ。託児所?とか探さないと」
「相葉くんさ」
「何?」
 
「ホントのパパみたい」
 
「当たり前でしょ。こんなに可愛い息子と奥さんがいるんだもん。俺、頑張らなきゃ」
「頼もしいな」
「でしょ」
 
お互いの顔を見て笑う
 
「俺、行くね」
「うん。ほら、空。パパにいってらっしゃいは?」
 
キミは空の手を取り、俺に向けて振る
 
「いってらっしゃい。頑張ってね」
 
やべぇー
マジ、ヤバい
2人が凄く可愛くて
 
「すぐに終わらせるから。速攻、帰るからね!」
「分かったって」
「待ってて!」
 
俺はもう一度2人を抱きしめて
 
「いってきます!」
 
そう言って、楽屋を出た
 
 
 
 
つづく