ごにのひ 3 | 青いたんぽぽ

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ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←

 
 
すぐ終わる予定が…
 
 
 
 
わかりやすい展開ですわーw
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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あれから、園内をぐるりと周り。
気がつけば、潤の背中で眠っていた。
 
「…くん。しょおくん」
 
呼ばれて、目をこすりながら起きれば、潤の部屋だった。
 
「おれ」
「ちょっと、疲れちゃったね」
「ごめん、おれねてた?」
「可愛い寝顔だったよ」
「かわいくなんてねぇー」
「はいはい。しょおくん、お腹空いた?」
 
たぶん、前のオレならそうだろうけど、身体のせいなのか、さっきのアイスがまだ腹の中にいる。
だから、頭を振り。
 
「いらない」
「そっか。なら、お風呂に入れろっか。まだ、眠たそうだし」
 
確かにまだ眠気が抜けない。
このままほっとけば、確実に寝る。
 
「ふろなら、ひとりではいれるぞ」
「無理だって。ちゃんと俺が洗ってあげる」
 
どう見ても、顔がニヤけてるぞ
 
「だいじょうぶだって!」
「じゃ、バスタブに入れるの?」
 
そう言われて、この身体であれを跨いで入れる自信はない…
 
「うぅ〜〜〜」
「分かったなら、はい、バンザーイ!」
 
なんたる屈辱…
 
そう思いながらも、言われた通りに両手をあげて、潤に服を脱がせてもらう。
 
「湯加減は、温めだよ」
「あつくてもへーきだぞ」
「入れないでしょ」
「はいれる」
「はいはい」
 
潤は笑いながら、オレの服を全部脱がす。そして、自分も脱ぎだすから。
 
「じゅんもはいるのか!?」
「だから、入るって言ったでしょ」
「おれ、ひとりで…」
「しょおくん」
「そ…そうだけど。じゅんがぬがなくても…」
 
自分の顔が赤くなるのが分かる。
 
「見慣れてるでしょ?w」
「うるさい!」
「しょおくんのそういうとこ、可愛いよね」
「かわいいっていうな!」
「俺にしたら、今のしょおくんも大人のしょおくんも可愛いよ」
「それをいうなら、じゅんもかわいいぞ」
「ありがとうね」
「ほんきにしてないだろ」
「してるしてる。さぁ、入ろ」
 
潤はそう言いながら、オレを抱き上げてバスルームに入った。
 
 
 
隅々まで綺麗に洗われて、いつもなら仕掛けてくるのだが、さすがにこの姿のオレにナニかをしてくることはなかった。
 
「今のしょおくんに手を出したら、犯罪だよw」
 
まぁ、それもそうなんだけど。
 
「物足りない?w」
「ばかか」
 
潤は笑いながら、用意してあった子供用のパジャマをオレに着せる。
さすがにここまで用意してあると、ちょっと可怪しいと思う。
 
「なぁ」
「何?」
「これ、どうしたんだよ?」
「これ?」
「いくらなんでも、こんなのいまのじゅんにはひつようなくないか?」
「ああ、そういうこと。これね、ねぇーちゃんの子にあげようと思ったんだ。でも、今はしょおくんが必要でしょう。また、買い直せばいいことだし」
「なら、おれがよういするよ」
「いいよ、気にしなくて」
「いや、そういわけにいかないから」
「じゃ、今度一緒に行こ」
「うん」
「さっ、着替えたし。もう、寝ようか」
 
そう言われて、壁に掛かった時計を見れば、まだ9時を過ぎたばかり。
いくらなんでも、早すぎはしないか?
そう思うのに、やっぱり眠気が襲ってくる。
目をこすれば、潤がオレの頭を撫でながら。
 
「良い子は寝る時間」
「う…ん…」
 
起きていようと頑張ってみたものの、瞼が重たい。
 
「そろそろ、戻る時間だからね」
 
潤の言葉に応えてやりたいが、もう瞼は開けていられない。
ふらりと身体が浮いたのを感じながら、オレは潤の胸に頭を寄せた。
 
 
 
次の日の朝。
オレの隣には、すやすやと眠ってる彼がいた。
 
「いろいろ世話を焼かせたな」
 
そう笑いながら、彼の頬に手を当てて。
 
「まぁ、お前のせいだけどな。けど、もう変なお香を焚くんじゃねぇぞ」
 
そう囁いて、彼の頬に唇を落とした。
 
 
 
 
 
一旦、おわりです←